豚鼻を改善する手術に、鼻中隔延長術や鼻孔縁下降術があります。
鼻先が上を向いている→鼻中隔延長術
鼻孔縁が高すぎる→鼻孔縁下降術
での改善を図ることがあります。しばしばセットで行われることも多いのですが、今回は、鼻孔縁下降術の失敗例をまとめていきたいと思います▽
・移植した軟骨が生着しない
術後の圧迫固定がしっかりとできていない
・耳の変形
縫合が上手いかどうかが重要
・血腫形成
術後の圧迫が非常に重要
・鼻の穴が小さくならない
3か月経過しても改善されない場合には失敗の可能性が高いです
・鼻の穴の左右差
鼻の穴をレティナの装着で保定することがあります
耳甲介舟(じこうかいしゅう)の軟骨を採取して、狙った通りに耳介軟骨を移植できなければ生着できないので、手術計画が重要となります。ズレない・腫れない・血腫を作らないということがダウンタイム中は大切です。
十分な耳介軟骨が採取できない場合にはプロテーゼを使用して鼻孔縁下降術を行うこともできます。