鼻プロテーゼの手術後に考えられる危険性。
代表的なものは、
・プロテーゼの形が触れるようになる
※皮膚が薄くなってきたり高すぎる鼻プロテーゼを挿入すると修正や入れ替えが必要になることがあります。
・骨吸収や軟骨の強度が弱くなる
※厚いプロテーゼを入れていると経年的に鼻が曲がってきたり、ゆがみが発生するリスクがあります。
・カプセル拘縮→石灰化
※シリコンプロテーゼの場合、プロテーゼがカプセルの膜で覆われるのですが、長期間経過すると石灰化するリスクがあります。鼻が硬く感じられたり歪んで来るリスクが嫌煙されます。
プロテーゼの抜去後に軟骨が変形していたりすると、入れ替えや自家組織移植での修正を行うことがあります。
自家組織移植は感染リスクが低いことや皮膚を突き破ってくるリスクが低いものの、鼻筋が広がってしまったり、つんとした高さを出すことに不向きな欠点もあるので、どちらを選択するかになります。
①プロテーゼ入れ替えによって再度高さを出すのか
②自家組織移植でマイルドな見た目に修正するのか
これをとりあえず抜去して軟骨の状態を見つつ考えることができます。
鼻の整形は初回の手術が大切で、オステオポアやGメッシュなどの整形手術や研修医が雑く組織をいじった後ですと、修正も困難になることが予想されます。なので、初回の手術ほど費用をケチらずに医師選びをするのが賢明です。
