涙袋のヒアルロン酸注入をし過ぎてナメクジになっている地雷系インフルエンサー | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

涙袋のヒアルロン酸注入をし過ぎてナメクジになっている地雷系インフルエンサーがいます。

どう考えても自分の顔を客観視できていない状況なのですが、盲目に整形に取りつかれたように手術を繰り返しているのです。

 

涙袋形成で注入するヒアルロン酸の量はどの位が多いかというと、片側で考えます。

ナチュラル→0.1cc

平均→0.15cc

ガッツリ→0.2cc

こんな感じのイメージです。

 

ナメクジ界隈の目の症例では、片側0.2cc以上の量を注入していることがほとんどであることが分かります。

またメンテナンスで何度も短期間に注入を繰り返していることも同じことです。

 

 

注入の技術が大切で、同一部位に厚みが出るようにヒアルロン酸注射を行うと、ナメクジに見えやすいのです。

なので、厚みを出さずに注入ができるとより良いでしょう。

 

またマイクロカニューレの使用は注入デザインがソーセージにならないので、良い機材です。

ソーセージになるというのは、ヒアルロン酸を入れる際に何か所に分けて針を入れるのが普通なのですが、これだと針を入れたところにうまくヒアルロン酸が入らないので、ソーセージを切り分けた時のようなデザインになるという意味です。

 

マイクロカニューレだと針を入れる箇所は1回で塊として涙袋全体に注入することができるのでよりベターなデザインが仕上がるという理屈になります。

 

あと注意点は目の下の切らないクマ治療でのヒアルロン酸注入でしょうか。

これによって涙袋との境界線が分からなくなってしまい、涙袋が消えたように見えてしまうことがあります。

クマ取りを考えている方は、ヒアルロン酸注入すれば目の下のたるみやクマが解消されるとは簡単に考えないようにしましょう。