二重まぶたでも、食い込みが起こりやすい瞼のタイプがあります。もともと厚ぼったい目の方とかは、内部処理をしないで全切開した入りすると伏し目になった際に食い込んだりして見えやすいです。
では伏し目になってもバレづらい手術には何があるかと言うと、「裏留め埋没法」があります。
確かに目を閉じた際にも結び目が表に出ないので、埋没法をしていることが分かりづらいです。
症例写真映えもします。
では、この裏留め埋没法が良い手術方法なのか？と聞かれると必ずしもそうではないと考えています。
その理由をまとめます。
医学的には裏留め埋没法＝結膜側結紮埋没法と呼ばれています。
結膜側結紮埋没法は糸玉を結膜側に設定することで皮膚側に糸ぼこが残らないので、症例写真が良く見える一方で、眼球を傷つけるリスクや抜糸が困難になるリスクが懸念されています。
この結果、健康上の被害をもたらしかねない結果があるので、症例写真が綺麗だからと言って、結膜側結紮埋没法を選択することは誤りだと考えることが出来ます。
※現に、糸玉からいとが数ミリ飛び出すだけで眼球を日々傷つけてしまう結果になります
症例写真でクリニック選びをしてはならない理由がこれです。
