鼻中隔延長と鼻孔縁下降術の違い~小鼻が大きく見えるデメリットを解説 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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鼻中隔延長と鼻孔縁下降術の違いをまとめていきたいと思います。

いずれも豚鼻解消=鼻の穴が見えやすいのを改善する手術ではあるのですが、目的役割が違います。

 

変化の違いとしては、鼻中隔延長は鼻先を前に伸ばすことができます。

鼻孔縁下降術は鼻先は伸びません、鼻孔が下に下がるだけになります。

 

 
鼻孔縁下降術=小鼻の縁に耳介軟骨を移植することで縁を伸ばします。
横から見たときの鼻の穴が三角形に目立つという方に向いています。
 
一方、鼻中隔延長術=肋軟骨や耳介軟骨や鼻中隔軟骨を固定して様々な方向へ延長します。
ACRが整っていない状態の鼻を改善することができます。
 
以上から、鼻中隔延長術と鼻孔縁形成術は明確な目的の違いがあると考えることができます。

たとえば鼻孔縁が吊り上がり過ぎている方が鼻中隔延長術だけを行った場合、更に鼻の穴が強調されてしまうことがあります。

鼻の穴の強調を抑えるためには、正面、真横、下、斜めから見たときに自然である鼻の形状である必要があります。

 

また、鼻孔縁下降術のデメリットは小鼻が大きく見える点です。

デザインによっては満足度を下がることになりますので、元々鼻翼の張り出しが大きな方は特に注意したいところでしょう。