ベイザー脂肪吸引やアキーセル脂肪吸引の失敗例やダウンタイム中のむくみの懸念点 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ベイザー脂肪吸引やアキーセル脂肪吸引では足・脚の脂肪吸引は、通常のダイエットではなかなか痩せにくいふくらはぎの脂肪を吸引する事で効率よくダイエットが行えます。ただ、術後にトラブルや後遺症が生じうる事が分かっています。

 

ダウンタイムにおいては、内出血は2週間程度で解消していきます。むくみで体重が増えることがあるのですが、飲む水分量を調整するなどして、焦ることなく経過をしていくと良いです。
 

ふくらはぎ・足・脚の脂肪吸引の感想でよく見られるトラブルと言えば、皮膚の表面がデコボコになるケースです。このような症状が起こる原因は、医師が未熟で均等に脂肪を吸引できなかったり、浅い部位の脂肪を取り過ぎてしまうことで起こります。でこぼこだと見た目が悪く、ミニスカートなどを着用できなくなります。

 

そのため、対処法としては施術後1週間ほどからマッサージを患部に行っていきます。入浴後の体が温かくなっている時にデコボコの部分を潰すようにマッサージすると症状が改善していきます。その他のトラブルを挙げると、術後に全く効果が感じられないケースです。

 

 

そもそもふくらはぎは、脂肪が占める割合が非常に少ないです。つまり、体の他の部位に比べて脂肪吸引の効果が出にくい場所といえます。また、もともと脂肪がそれほど付着していないと、施術を受けても効果が出ない事が多いです。したがって、失敗しない為には手術前にきちんと効果が出そうか出にくそうかを医師に診察で判断してもらう事が大事です。

 

それと、術後はふくらはぎの筋肉のふくらみが目立つというトラブルも見られます。ほとんどの方は脂肪吸引施術で脂肪がなくなればきれいになると思い込んでいますが、そうではないです。実は、ふくらはぎの場合、内側にある膝下の脂肪を取り過ぎてしまうと筋肉が余計に目立って美しくなくなります。このような場合、取りすぎてしまった箇所に脂肪を再度注入することで改善できます。

 

ただ良くない傷跡の位置で吸引されてしまうと、どうしても脂肪吸引バレすることがあります。

 

また、ふくらはぎ・足・脚の脂肪吸引では術後に色素沈着が起こるというトラブルもあります。脂肪を多く除去する事で血液の流れが滞り、肌の色が茶色くなってしまうのです。特に皮膚の浅い部分にある脂肪を吸引し過ぎた時に起こることが多いです。このようなケースでは、美容外科で処方された美白クリームでケアする事で6カ月ほどで改善していきます。

 

上記で挙げたように、脂肪吸引ではたくさんのトラブル・後遺症が見られます。なので、施術を受ける前にきちんと考慮しておく事が大事です。