日本人っぽい瞼の方が切らない二重整形で平行瞼や切れ長瞼を希望したとします。
しかし完成したデザインが全然理想と違ってただ単に幅が広いだけの目になっているなんてことがよくあると思います。
平行瞼や切れ長瞼で理想とされる二重瞼は蒙古ひだが無く涙丘の形が切れ長なことも多いですが、平均的な日本人の現在の瞼だと蒙古ひだが邪魔をしていて平行二重になれないことが考られます。
こうしたタイプの場合、目頭切開を提案される可能性は高いです。
また、目つきが悪い状態は、MRD1の測定、挙筋機能テスト、皮膚弛緩のチェック等をして正確に診察されることになりますので、形成外科専門医で瞼の手術を得意としている外科医の元で検査が求められます。
二重手術においては失敗する医師選びがあって、埋没法専門医とか全切開専門医とかの選択してしまうと誤診確率が爆増します。
よくある誤診の例としては、
・眼瞼下垂症なのに二重整形を提案され目つきが悪いまま完成
・機能的に違和感のあるデザインで完成
・上眼瞼のたるみが原因なのに眼瞼下垂が行われる
・眼瞼下垂症なのに眉下リフトを行われる
など
埋没法だけを得意としている医師、全切開だけを得意としている医師という考え方はしていなくて、その使い分けができる外科医が優秀であると考えています。もちろん形成外科専門医は基本中の基本として考えておきたいところです。