切開リフト+糸リフトのセット手術では、10年経過しても大きな崩れが無いのがゴール | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

糸でのフェイスリフトの目的は、切開フェイスリフトの一番上げずらい部分の局所的に使用していく補助的な役割です。糸だけで頬のたるみが完全に解消される訳ではなく、前方の引き上げづらい部分を補助的に使用することで効果を期待できます。

 

切開リフト+糸リフトのセット手術では、10年経過しても大きな崩れが無いのがゴールでしょう。

 

 

一方、溶けない糸でも糸の種類によってメリットデメリットも変わってきます。

 

例えばアプトスでの糸には弱点があって

・ぐっと引っ張るとバナナの皮がむける様に弱体化する=持続力が低い

・両頬100本入れている患者さんもいるのでメンテナンスが無いことが明らか
・溶ける糸を行った人でも糸が結構ごつく残っていることも全然ある

・感染リスク

などは理解していきましょう。

 

溶ける糸リフトはまっさらに後からもなく綺麗に溶ける訳ではなくて、溶ける糸=安心と勘違いされている方も多いので、念のため確認しておきましょう←SNSの某キラキラ美容クリニックがインフルエンサーに整形勧誘している

 

フェイスリフトは沢山引き上げるか、10歳若返ることができるか。

これがゴールで、半永久的な効果を得ることはどんなリフティング系の手術でもあり得ません。

*もしあるなら80歳でも20代の見た目のおばあちゃんが登場してしまうことになる