小顔目的や額のしわに効果のあるボトックスは手軽であることから人気の高いプチ整形です。メスを使わないからどのクリニックでも同じだと考えてしまう人もいるかもしれませんが、全く副作用がないわけではありません。
安全で高い効果を前提としたクリニック選びですと、アラガン社の薬剤を使用している施設を選ぶとよいでしょう。また、アラガン社のボトックス施注資格を得ている医師の元で治療を進めるのが安心です。
ボトックスとは、そもそも米国のアラガン社の商法登録であり、これ以外の薬剤は正確にはボトックスではありません。
FDA認可のおりていないものや、中国・韓国で製造されたものを使っているクリニックもあるので注意が必要です。
たかが注射だからと安易に考えず、施術にあたる医師の経歴と施術実績は必ず確認するようにしましょう。しっかりと咬筋の位置を把握し、顔面の神経の位置を確かめ、筋量にあった適切な量のボトックスを注射できる医師こそボトックスの名医と呼ぶことができます。そのような技術を得るためには、多くの症例を経験している必要があります。
名医と呼ばれる医師は、カウンセリングの際の説明が丁寧です。どの治療もメリットだけでなくデメリットがあるので、ボトックスの副作用についてもきちんと説明してくれる医師を選ぶようにしましょう。
・感染
・凸凹になる
・こけて見える
・皮膚がたるむ
・表情がアンドロイドになる
などが考えられます。
ボトックスの売り文句ばかり並べて副作用といったマイナス面の説明をおろそかにするような医師やクリニックは避けたほうが良いでしょう。
最初から最後まで面倒を見るという責任感があるところは、本当に腕の良い医師が多いので患者と関わることを恐れません。副作用など、万が一のことがあった場合でも、同じ医師に相談することができる体制の整ったクリニックなら安心です。
良いクリニックでは、料金が適正で、治療内容も明確にされています。ボトックスは自由診療に分類されるので、クリニックによって価格に差はありますが、相場から大きく外れたところは避けたほうが良いでしょう。極端に安い治療を提供しているところは、薬剤が薄められているなど、何かしら理由がある場合が多いので注意が必要です。
ボトックスは、メスを使う手術に比べて安全性の高い治療法ですが、副作用がないわけではないので、腕の良い医師に治療を担当してもらうことが大切です。たかが注射だと安易にクリニック選びをするのではなく、信頼できる医師のいるクリニックを選ぶことが非常に重要です。