ニキビ跡(ざ瘡)に有効な治療は予防となります。
ざ瘡の病態は面皰形成から炎症性皮疹へ進み、ざ瘡形成へと続きます。
これを何度も繰り返すことで瘢痕が形成されます。
いわゆるニキビ顔の原因は最終的に瘢痕として定着してしまう凸凹した顔つきとなることがありまして、第一に予防が最重要課題となります。整形で治すニキビ跡の治療方法としては、ピーリングやダーマペン、フラクショナルレーザーなどが代表的です。
綺麗に直すコツは、出来る限り炎症性ざ瘡をコントロールして、瘢痕形成を抑制することです。
炎症性ざ瘡が発生して数か月でicepick scarになるとされており、そのままざ瘡瘢痕として定着してしまう。
患者が気付いた1年後あたりの頃には、すでに瘢痕となっているのである。
2017年のデーターでは、エピデュオが萎縮性瘢痕形成のリスクを下げることが比較試験で明らかになっていて、早期の対処が最も重要だという事が分かってきている。萎縮性瘢痕は、アイスピック型・ローリング型・ボックスカー型に分類されていて、深さのタイプも全然違う。それによっても治療方法が変わってくる。
皮膚剥削術、ニードリング、ケミカルピーリング、マイクロダーマブレーション、コラーゲン注入やヒアルロン酸注入、レーザー療法、フラクショナルラジオ波療法が挙げられる。
漢方なんかでも、柴苓湯(サイレイトウ)は肥厚性瘢痕の改善、ケロイドの炎症をやわらげる効果があるとして、治療で用いられることがあります。これからニキビ治療を長期的に考えられている方は、自分に合った治療方法を見つけるようにしてください。
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