鼻先の軟骨移植、オープン法とクローズ法どちらが成功しやすいのか? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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鼻先の軟骨移植、オープン法とクローズ法どちらが成功しやすいのか?

これは医師によって見解こそ異なるものの、形を整えるのであればオープン法でと言われる外科医が多いです。

その理由を説明します。

 

 

例えば、

車のボンネットを開けないでバッテリーの修理を行おうとするのがクローズ法。

ボンネットを開けてバッテリーの修理を行うのがオープン法。

となります。

 

直感的に分かる通り、クローズだと術野が狭いので、正確な手術ができないことがあります。

そのため、鼻先延長の手術では、鼻曲がりを起こさないためにオープン法が好まれています。

※特に延長量が大きい場合

 

また、鼻柱は傷跡が残りづらい部分なので、たとえオープン法で切開したとしても満足度が下がりづらいという理由もあります。

 
しかし例外的に、鼻尖縮小や耳介軟骨移植で鼻先だけに何かをのせる手術であれば、クローズ法の適応となることもあります。
これだと変形・鼻曲がりが少なく鼻先の延長手術ができることがあります。
 
クローズ法のデメリット・リスクとしては、
・鼻曲がりや左右差が出やすい
・一度左右差が出ると修正がしづらくなる
・鼻の構造から変える手術では向いていないことがある
といったことが考えられます。
 
鼻先の硬さの問題について
 
これはオープン法とクローズ法とで特に変わるわけではありません。
※すべての軟骨移植の手術である程度の硬さは多少残ります。

個人個人の現在の皮膚の硬さがどのくらいかがわからないので何とも言えないですが、先生の判断でどの軟骨を使用するべきかを話し合っていただくのが良いと思います。

 

鼻中隔延長術の場合、ケースによっては耳介軟骨や鼻中隔軟骨、肋軟骨のどれにするといった選択も選べるのかと思います。

ただ、人の軟骨よりも柔らかいからと言って、豚の軟骨を使うとかはやめた方が良いですが。。

 

補助的にPDSプレート(シート)を使用することがあります。

ぜひ、専門的な外科医を選択していただくと良いと思います。

 

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