フェイスリフトで現在多く行われているのが、皮膚剥離・切除法をはじめ、SMAS法などが挙げられます。中でも今回ご紹介するミニリフトは皮膚を切除する美容整形の一種で、フェイスリフトを目的としています。
頬から口元にかけてのタルミを解消できるので、顔全体のフルフェイスリフトに対してミニと称されるわけです。
切開する部分は耳の付け根付近で、余分な皮膚を切除することで皮膚を上後方に引き上げます。
顔の皮膚は表皮や真皮、皮下組織やSMAS等から成り立ち、SMAS法は皮下組織の下の筋膜にアプローチするわけです。
SMAS筋膜は皮下組織と表情筋の間に位置しており、表情筋を覆う役目を担います。
顔のタルミは皮膚だけによらず、深部の皮下組織やSMAS筋膜が緩むことで発生します。
それ故、皮膚だけを釣り上げても、大きな効果を期待することはできないと言えます。
ミニリフトのメリットはフルフェイスリフトよりも傷口が小さいことで、術後の傷が目立つことはありません。髪の毛でも隠すことができるので、安心して外出できるわけです。
たるみが改善しない失敗例もある
但し、熟練した医師ではない場合は、表皮だけのリフトアップになってしまい効果が少なくなる恐れがあります。
そうなるとタルミが再発してしまい、再手術をうけなければならなくなります。
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ミニリフトの手術料金はクリニックによって異なりますが、皮膚だけの処置だと料金は安くなります。
それに対して、SMAS筋膜にアプローチするのは料金が高くなりますが、そのぶん効果を期待することが出来ます。
但し、施術が上手な医師でなければ、安全性が確保できないこともあるので、事前に調べることが大事になります。
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