「キャトルセゾンの自己紹介の中に写真をいれたら?」
と勧められてちょっと自信のない私は、似顔絵を描く
ことにしました。

頤が張って鼻の低い顔は、似顔絵では美人さんになることが
できると張り切って描き始めましたが・・描いては消し、
描いては消しで上手くゆかず時間ばかり過ぎてゆき、
とうとう諦めて街角の本職さんを訪ねることにしました。

「キャナルシティに、似顔絵を描く人が何人かいて、描いて
貰らいたい人が、自分の気に入った似顔絵を描く人の前に
並んでいるよ」と、娘たちに教えられ一緒に
行ってもらうことになった。

日曜日だったその日は、若い男女や幼い子供ずれの
若夫婦たちでごった返していた。
偶に見る年配者は、外国人のようだった。

踊る噴水の周りには、大道芸人が得意の芸を披露し、
手押し車を飾った小間物店が何台か並び、
所狭しと人々が行きかっている。

2~3メートル置きに似顔絵を描く人が、五人・・・
それぞれの作品を自分の周りに飾って、店開きをしていた。

五人の絵描きさんの前を行ったりきたりして、作品を見て、
絵描きさんの顔を見て、描いている手の動きを見て、
行ったり来たり・・・又、戻って行ったり来たりと、
どの人に描いて貰うのか随分迷い、6年前から、
この場所で描いているという人に決める。

「どんな出来上がりがいいですか?」
「お任せします、貴方の得意とする画風でお願いします」

髪の毛の白さを表現してくれるかしら?と心配して
いたが、白髪で描き上げてくれたのでホッとする。

可愛いおばあちゃんに出来上がり、
ちょっと恐縮してしまいました。

待ち時間は、一時間の立ちんぼでしたが、
似顔絵の出来上がりが、可愛く良く描けていると
同行した娘たちも喜んでくれる。

生まれて初めて、描いて貰った似顔絵に感動して、
ブログに記載し、そして額縁に納めた。