
母の日のお話です。
ニュースとしてはちょっと遅まきですが、街で拾いました。
「お母さん、今から届け物があるから行くね」その日の夜、出張から帰宅した娘から電話があり、
「もう遅いから明日にしなさい、タクシー代がもったいないでしょう」と、母。
「大丈夫バスで行くから」
しばらくするとピンポンと鳴って玄関のドアが開いた。
「出張先で見つけたの。このエプロンだとこれから暑い日にラクよ、後ろが隠れるからね。」
「明日は出勤でしょうで来なくても私が取りに行ったのに」と
嬉しい顔をする前に心配の方が先に立って小言になってしまった。
母の淹れたお茶を慌てて飲み、
「じゃー、あとで着てみてネ」と、娘は帰って行った。
「今、帰り着いたよ」と、連絡が入る。
「さっきはゴメンネお礼を言う前に嫌な思いをさせて
折角届けてくれたのに済みませんネ」
「心配ない心配ない、いつもの事だから気にしてないよ。
お母さんも早くお休みなさい。
私もすぐ床に就きます。ではおやすみ~。」
娘の疲れを心配する方が先に立って、ついつい小言の方が出てしまう。
何事も素直になって、相手の気持を考えて言葉を撰ぶように努力しよう
たとえそれが我が子であっても
母の日が終わりました。
と、街の声。