こんばんは。

このブログは「地域・地方自治体」ジャンルのブログにも関わらず、今まで国政や趣味に関することばかり取り上げて、肝心の地方政治について話しをしていませんでした(完全なジャンル詐欺ですね (^_^;) )

そこで今日は除排雪をテーマに語ってみたいと思います。

12月から1月の雪は本当に凄かったですね。(まだ、2月なので油断はできませんが。。。)
 

ある場所では車が立ち往生してしまったり、一晩で玄関が埋まるほど雪が降ったりと近年稀に見る豪雪でした。

 

 

豪雪地帯で有名な私が住む青森市でも、除排雪が追いつかず、車が対向して走れないほど道が狭まったり、道がすり鉢状になり走行できなくなったり、歩道も雪で覆われてしまい、仕方なく車道を歩行者が歩くなど大変危険な状態でした。

私も出勤前に除排雪、帰宅後に除排雪と、とにかく除排雪・除排雪・除排雪の毎日でした。

青森市役所への除排雪の苦情も1万4000件を超え、過去二番目に多かったそうです(ソースはNHKニュースの記事なのですが、既にリンク切れでした (´;ω;`) )
 

ただ、私は

小野寺市長をはじめとした青森市役所の職員や除排雪業者を責める気持ちは一切ありません。

一生懸命に対応したのだけど対応しきれなかったのでしょう。

でも「対応しきれなかったから仕方ない」で終わって良いものでしょうか?

私が思うのは、

年々、除排雪の質が落ちてきている。

と感じるのです。

昔は大雪で家の除排雪が大変だった記憶はありますが、こんなにも交通が困難になった記憶はありません。
 

そこで青森市が除排雪に対してどのような政策を取っているのか条例を調べてみました。

 

青森市市民とともに進める雪処理に関する条例

 

詳しくは上のサイトを見てみてください。

※老婆心ながら青森市はサイトの暗号化通信対応(https)をした方がいいですよ。
https化しないとそのうちブラウザから危険なサイトって警告が表示されるようになっちゃいますよ。
 

自分が読んで感じたこの条例の要点は

1.市は毎年、除排雪の計画を立てて実施してください。

2.市民は自主的に除排雪を行ってください。

3.除排雪困難者(高齢世帯住宅など)の除排雪に市民は協力してください。

4.市民は除排雪にあたって迷惑をかけないでください。(道路に雪を捨てたり除排雪業者の邪魔をするな)

の4点だと思っています。
 

確かにこの4点について条例に基づいた対応は行われていると思います。

1.市は毎年、除排雪の計画を立てて実施してください。
毎年、どの事業者がどこの部分を除排雪するか割り当てられ、市民にもその情報は共有(町内会の回覧板などで)されます。

2.市民は自主的に除排雪を行ってください。
青森市民は自分の住宅敷地だけでなく接する道路の除排雪も積極的に行っています。
 

それをしないと道が狭くなって通れなくなってしまうことを知っているからです。
 

それこそ青森市民が全員でボランティアで除排雪しているようなものです。
 

で、せっかく除排雪したのに重機の除排雪が入ると凍った雪が道路端に寄せられて逆に状態が悪化すると (´;ω;`)

3.除排雪困難者(高齢世帯住宅)の除排雪に市民は協力してください。
市では市民に対して除排雪ボランティアを募集して、こういった住宅の除排雪をしています。
 

我が家でも昔は隣の高齢者の住宅の除排雪作業を行っていました。(その方が老人ホームに移られたので今年からはしてません)

4.市民は除排雪にあたって他人に迷惑をかけないでください。
市民は冬の時期は重機の邪魔にならないよう、車の駐車など気を使っています。
 

残念ながら道路への雪捨て行為は度々見られます。
 

でもこれは仕方ないと思ってます。
 

なにせ雪を捨てる場所がないところも多いですから。

この通り市ならびに市民は条例の通り活動しています。

青森市民は頑張っています!
市役所も頑張ってます!
除排雪業者も頑張ってます!

 

しかし、状況は年々悪化するばかりと思っています。
 

今こそ青森市の除排雪政策を見直して、もっと住み良い街にするために何をすべきか考え直すべきではないでしょうか?
 

ちょっと長くなりましたので、今日はここまでで終わりましたと思います。

次回以降の記事で自分の考えた対応案などを語ってみたいと思います。

 

ご意見やご指摘、ご感想などをコメントして頂けると嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました m(_ _)m

 

 

↓おまけ:あったら便利な除雪道具