9月11日より武蔵丘車両検修場に出場していた20107Fが10月16日に出場しました。本日17日より2604列車から運用入りしています。(写真は2618列車)
本題に入ります。
20107Fにおいて今回の検査と同時に3号車(モハ20307)の電動空気圧縮機の交換(NABCO製AR1444-RW20→三菱電機製URC2000HD-1)が行われていることを確認しました。またそれに伴い配管の引き回しの変更、圧力計の移設と、圧縮機起動装置、除湿装置の撤去も行われています。
これらの改造内容に関して、基本的には20106Fの3号車(モハ20306)と同様なのですが、CP左側の配管形状に違いが見受けられます。
まあとにかく写真をば
まずは正面から
前述したとおり配管形状が変更され、モハ20306のものよりもコンパクトにまとめられているのがわかるかと思います。
前回の記事の写真を流用しますが、モハ20306の写真はこちら。
斜めから
そして銘板
例によってまた加工前と加工後の2枚を掲載しますが、型式はURC2000-HD-1で間違いないでしょう。
製造番号は19551、製造年月は2019年8月でしょうか。
また左側の小さな銘板に関してモハ20306に搭載されていたものはURC-001との標記だったのがこちらはURC-002となっています。
逆サイドの床下
モハ20306と同様に除湿装置が撤去されているのがわかります。
編成内の床下は一通り確認しましたが、3号車の当該箇所以外には変化は見られませんでした。
また、ここで紹介しきれなかった写真もGoogleドライブにて公開しておりますので気になる方は是非。
試験的なものなのか、他の編成にも普及するのかなど今後の動向が気になるところです。
最後までご覧いただきありがとうございました。