先日まで訳あって「お家バケーション」をしており,おとといアパートに戻った.まだ休みの気分から抜け出せず,また生理前ということもあり,昨日は11時に大学へ行き,15時に帰ってきた.今日は9時に行って,18時半に帰り,いつものリズムを取り戻しつつある.

 

 大学では,院試の勉強と卒論の実験をしている.大学院は他大学に進学して,分野も少し変えようと思っている.そのための準備は昨年の9月から始めた.農業とは関係のない分野だが,機会があって文献を読み,その内容にとても惹かれた.そこで,著者の先生に連絡したところ,返事を頂けて,zoomでお話しすることができた.他大学でかつ専門分野も異なるため,的外れな質問もあっただろうが,先生は丁寧に答えてくださり,私のバックグランドを理解した上で,院生として受け入れてもいいとのこと.とても感じのいい人だったので,私もますますその研究室に興味をもち,12月には実際に挨拶へ伺った.その時に,そこの学生から過去問もいただくことができた.

 

 院試は8月上旬にあり,専門科目として土質力学を受験する.土質力学は授業を受けたっちゃ受けた.しかも,卒論の指導教員から.が,2年くらい前に,数ヶ月勉強しただけだったから,すっかり記憶から抜け落ちている.だから,できるだけ早くから対策をして,出願する6月ごろにはある程度過去問を解けるぐらいにしておきたかった.しておきたかった...12月から対策を始めるなんて,早すぎるくらいだった.くらいだった...なのに!全然勉強できていない!まだ,教科書を読みきれておらず,過去問には手すらつけられていない.当然パラパラと見ても,解ける気がしない.なんたる失態.

 

 思い返すと,12月は伺ったのが年末だったから,ほとんどないに等しい.1月は期末試験があり,その準備だけで過ぎてしまった.2月はテイラー・スウィフトのThe Era Tour に,きゅんパスで岩手県へ.3月はつくばと福島県,間に怒涛の実験を挟んで,台湾に行くはずがお家バケーションをする羽目に.楽しい思い出をたくさん作ることができたが,その反面勉強はおろそかになった.いや,卒論には取り組んでいた.2023年度の研究報告もしたし,サンプリングを再開して,2024年度の研究のスタートを切った.でもそれで精一杯で,院試対策まで手が届かなかった.

 

 そして,この4月からは新学期が始まる.授業はないが,大量のサンプルが残っているし,教育実習や院試の出願も控えている.そうこうしているうちに,6月が来て,8月はあっという間だろう.数えてみると,試験までもう4ヶ月しかない.大学の受験だったら,今は夏休みだろう.大学受験における夏休みといえば,合否を左右する大切な期間だ.ここで力をつけることができたら,志望校への合格が見えてくるし,頑張れなかった人は,志望校のランクを落とさなければいけない.もうそんな時期なのだ.受験生が旅行に行くなんて考えられない.家でだらだらと動画を見るなんて,していいはずがない.このことをもっと深く認識するべきだった.なんとなく12月に普通よりも早く過去問を手に入れられた安心感を引きずっていたのだと思う.しかし,失った時間は取り戻せないから今日から気持ちを入れ替える.

 

 大学受験と違うのは,一緒に戦う仲間がいないことだ.私は現役時代に友達と仲が悪くなって,勉強に身が入らなくなった思い出がある.悩みを相談できる人がいなくなったのも辛かった.私一人ではどんどん手を抜いていってしまうだろう.そのしっぺ返しを喰らうが自分自身であっても.だから,ブログを綴って,誰かに見てもらうことにした.正確には誰も見ていないだろうが,誰かが見ているかもしれないと思うと,頑張れる気がする.気晴らしにもなるといい.

 

 とにかく,大学受験での一番大きな反省は,頑張ることを諦めて,結果に妥協したことだ.この4年間,途中で諦めたことを何度も後悔した.同じ轍は踏みたくない.

 

 さあ,ここまで言ったぞ.この投稿を黒歴史とするかは自分次第だ.