奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」で肝臓手術を受けた男性患者(当時51歳)が死亡した事件で、業務上過失致死容疑で逮捕された医師の塚本泰彦容疑者(54)が25日午前7時すぎ、拘置されている桜井署で意識不明の重体で倒れているのが見つかった。病院に運ばれたが間もなく死亡した。県警は「自殺ではない」としている。

 捜査関係者によると、塚本容疑者は死亡した男性の主治医。問題の肝臓手術では、理事長で医師の山本文夫容疑者(52)が執刀し、塚本容疑者が助手を務めていた。これまでの調べに対し、山本容疑者は容疑を否認しているが、塚本容疑者は認めていた。拘置期限は27日までとなっていた。【上野宏人】

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