昨年の1~4着に、前走重賞勝ちの有力馬が加わった。

舞台は直線に坂のある阪神。

今年はスピードと同時に底力も問われるのだ。


中心はダッシャーゴーゴー。

当時3歳の昨年スプリンターズSは無念の降着(4着)だが、日本馬最上位入線(2着)で、

キンシャサノキセキ以下を封じた形。

そして、確かな成長を感じたのが前走のオーシャンS。

初の58キロと久々を克服して勝ち切っている。充実一途の4歳馬。

坂コースの実績十分で、今回はGⅠ制覇のチャンスと見た。


もちろんキンシャサノキセキも侮れない。昨年の覇者で、文句なしの実績No.1。

前哨戦のオーシャンSは、59キロを背負いながら2着を確保して、

8歳でも衰えがないことを示している。

さすがに大幅な上積みはないにせよ、まだ主力の座は譲れないところだろう。

地震(美浦滞在)と長距離輸送の影響さえなければ、今年も首位争いに加わる。


ジョーカプチーノはNHKマイルC馬。

目下の連勝は本格化ではなく、完全復調の証といえる。

以前ほど一本調子でなくなったのは、前走のシルクロードSの

差し切り勝ちが示すとおり。

もちろん先行力も健在である。直線坂コースでダッシャーやキンシャサの追撃を

しのげば、自然にGⅠ2勝目が近づいてくる。


1200mで連対はないが、エーシンフォワードは昨年の3着馬。阪神芝で3勝している。

前々走のマイルCSは人気薄での勝利だったが、次走の香港マイルも

0秒3差の4着。

GⅠ連続好走で充実ぶりが本物であることを証明した。

海外遠征帰り、今年初の実戦で状態面は気に

なるものの、仕上がっていれば大勢逆転まである。


昨年4着のサンカルロは昨秋以降、芝では負けても0秒4差。

前走は阪神1400mで快勝だった。1200mは少し短いが、

スプリンターズSで上がり33秒6、0秒3差の3着。

ベストではなくても十分こなせる。前がやり合って混戦に

なれば、差し一発のシーンも考えられる。


以下は連下級で、3~4走前に1200mのGⅢ連勝、阪急杯を叩いて

良化が見込めるワンカラット(昨年のスプリンターズS5着)、

今回斤量増とはいえ初距離の前走=オーシャンSで3着の

レッドスパーダ(前々走=阪神カップはキンシャサノキセキの2着)に要注意。

3着穴は近況不振でも昨年の2着馬ビービーガルダン、

実績は一枚落ちるが阪神・1200mとも得意なスプリングソング、

大量降雨の際のグランプリエンゼルあたり。



  今年は中京コースが改修中で、阪神芝1200mでの施行になります。


  スプリングSとフラワーカップも阪神芝1800mで行われます。


  阪神の1200mは、スタートしてすぐコーナーになるので、外枠の馬


  はかなりロスが多くなり基本的には不利です。


  ただ、その分先行争いが激しくなるケースもあるので、


  1枠も、もまれる分あまり良くありません!


  2~4枠あたりで、楽に流れに乗れる馬というのが


  最も勝利に近い馬と言えるでしょう。


    【つまり、枠順とあと馬場が明暗を分けそうなレースです】