なぜ、いま、地域支援が必要なの？
かつて、私たちが子供だった頃、地域の中には、原っぱや空き地がどこにもありました。
山や川や田畑で遊びを覚えました。
でも、今になって思うと、どこかで必ず大人の眼差しが守っていてくれていた
「あぶねぇぞ！」
「なにやってんだ！」
と怒られたこともたびたび・・・・・
そうやって話しかけてくるおせっかいなおじさんやおばさんがいたのです
地域社会の支えがあってこそ、子どもたちは、
ケンカのやり方も、仲直りの仕方も、ルールも、大人たちのだらしないところも、素敵なところも・・・
みんなみんな、学んだのです
地域の教育力が今、弱体化しています。
人と人のつながりをまだ色濃く残す地元でも、共同体が壊れてきて、家族の孤立化が進んでいることは抗えない事実です
子どものイジメ、不登校、引きこもり問題など、
子どもを取り巻く環境が大きく変容する中で、地域の再生がどうすれば図れるのか
子どもの地域教育を活発なものへと変えていくために、地域の子供にかかわる児童クラブが、人と人の「つなぎ手」となること。
地域の中で、断ち切れた関係をつなぎ直す役割が求められているのです。
保護者の皆さん、ここはひとつ、現代のおせっかいなおじさん、おばさん（お兄さん、お姉さん）になろうじゃありませんか
