ここ10年で、子供たちの生き方が変わった。
考え方が変わった。
それは、環境が変わったからで、
親の意識が時代に影響されたからで、
たぶん、子供のもともとの質は変わっていない。
「育ちが悪い子が増えた」
「真心が通じない子が増えた」
そんな言葉を聞く。
それなのに、現状が悪化の一途を辿っている。
●子どもに嫌なことをされても、モンスターペアレントや上司を恐れて怒らない教師
●しつけを人任せにして、子供を所有物として扱い、自分の欲望のまま生きている親
●健全育成の場に勤めている意識がゼロで、子供の言いなりになっている指導員
大人たちが、子どもの家来に成り下がっている。
そのことに気づいていない大人。
それは、大人が子供たちを馬鹿にしているからだろう。
なにも知らない、世話してあげなきゃ何も出来ないだろう、と。
そうしてお金で解決したり、力ずくで言いなりにしようとしているから。
だから、虐待が増える。
優しい虐待すら気づかない大人が増える。
「学童保育における保育カンファレンス」を提案する人がいる。
なんでも、こどもの気持ちに寄り添う方法を模索し、
保育の質を向上させるのが目的だとか。。。
そんな上辺だけの机上の空論、無意味さに気づかない人にがっかりする。
私も論文を書いたことがあるが、
論文は口先だけのことで、これだけではなんの影響力もない。
現場に身を置かぬまま、自分なりの考えの範囲内で資料を集め、対策やアイデアを提案して、情報を提供して、考えさせて、後は知らんふり(=どうしたらいいかわからないから放置)という無責任な姿勢には困ったものである。
命がけで、子どもの命を守っている現場スタッフの参考になるどころか、足を引っ張る野次でしかない。
環境や制度を整えない限り、体のいい言葉を羅列したカンファレンスとやらを引っ提げて現場に足を運んでも、到底太刀打ちできない現状を知ることが彼ら彼女らには必要なのである。