好きな事はたくさんあるけど、
四六時中そのことで頭をいっぱいにすることって滅多にない。
嫌な事も多い毎日だから、楽しいことは愉しいって言える。
誰に対しても遠慮なく、好きなことは好きって言える。
1年に1度の七夕の日。
ほぼ毎年、酒蔵で開かれる七夕コンサートにお邪魔している。
今年も、オペラを聞き、オペラの後は地元の野菜をほおばり、樽酒をいただいた。
本当に贅沢な日。
織姫・彦星と同じように、ちゃんと働いていると、こんな風にご褒美がある。
さらに今年は、天の川の端っこからやってきたのか、ミラクルが小さじ一杯加えられた。
地元で活躍する劇団の主宰とバッタリ。
おかげさまで「表現」好きの自分には、だいぶ刺激になったらしい。
昔から「演じる」「表現する」ということに興味があった。
裏方をやったり、同じ舞台を何回も見に行ったり、役者さんとお話ししたり、一流のプロの稽古にお邪魔したり・・・。
今でも、役者さんに出会うとゾクゾクする。
自分でも理由はよくわからないけれど、役を演じる時の、役者の苦悩と喜びが見えるからだろうか。
持ってないと思ってもどこか似ているものを、自分の内側から無理やり引っ張りだしてくるときの躍動感と臨場感、自分の感情で割り切らないで突き詰めたパフォーマンスとエンターテインメント。
自分じゃないヒトやモノになることは、苦しみでも窮屈でもなんでもなくて、「表現する」ことで、新たな自分の、観客の境地を広げることができる。
頭で考え作り上げてきたものが、感情と感性の爆発で会場内で化学反応が起こり、感動で心を大きく揺さぶり、何かを目覚めさせる。
そして、それらの起爆剤になるのはすべて「思い」。
演じるお仕事をされている人は、いつも「思い」を大切に「表現する」ことを教えてくれる。