ありのままが不自由ではなくて、自由であること。

戸惑い傷つき誰にも言えないとしても、自由であること。

一人で寒くて縮こまっていても、暖かい場所へ連れて行ってくれる存在がいること。

ずっと泣いていたことが
悩んでいたことが
嘘のように回りだすとき。

自分に嘘をついていなければ手を差し伸べてくれる誰かがいること。



外界との融合が始まったと感じたときが、成長を自覚したとき。

外との境界はきっと、次元の境界で、自分の殻でもある。

殻に気づき破ったとき、
最初はまぶしい光に戸惑うかもしれないけれど、
生(せい)のにおいを感じる。

才能や天才を降らせる妖精たちのささやきが聞こえ

今まで知らなかった世界のさわやかな風が肌を撫でる。


境界をあいまいにした霧が通り過ぎると

同じように見える形や色やにおいや風の温度が
昨日までのそれとはまったく違うのだ。

また少し違う世界へと足を進めているという感覚。

自由であることを許された感覚。