つい2日ほど前、夜1時半を過ぎても帰らない長男が気になって。
次の日、学校が休みだったら、友人の家に泊まることもあるが、
翌日は水曜日だし、ちょっと気になり、携帯に電話してみた。
1回目、ブチっと電話が切れる。
2回目かけると、「もしもし。」としょぼくれ声。
私は、「今どこにいるの?」、「何時だと思ってるの?」、
「明日学校でしょ」と母親らしきお小言を言ってみた。
そしたら、電話の向こうで長男が「今、三宮、俺ちょっと...色々あってん。」
私が、「色々って何よ。」と聞くと、
どうも彼女と別れたらしい。
かれこれ1年以上、続いていた彼女とブレイク・アップしたんだって。
それを聞いた瞬間、無意識に、ほんと無意識に、私の鼻が一瞬笑った...らしい。
長男が「あっ、今、笑ったやろぉ。絶対、笑った...絶対しばく。」
電話の向こうのバックの声も大うけしてる。
どうも、たくさんの友人が長男を気遣って、三宮に集結したらしい。
恐るべし、18歳の友情。
長男は私が笑ったのが、きっかけだったのか、ちょっと元気になったらしく
私が「早く帰っておいで~。TAXIでみんなで帰っておいで~。」って
言うと、素直に「うん。わかった。」と返事をしました。
で、ちょっと私も長男を元気づけるつもりで、会話を続けたのです。
わたし:心配しなくても、すぐに新しい彼女ができるよ。
長男:俺、もぉ、彼女なんかいらんし。
わたし:また、またぁ~、そういう奴ほど、すぐにできるから。
長男:俺が悪いねん。俺のあほ~。
わたし:どうでもいいけど、早く帰ってきなさい。じゃあ、切るね。
そして、電話を切ってから、長男にメールを送った。
「オンナなんて、星の数ほどおる。まっ、星の数は大げさだけど、結構な数はおる。
で、大学生になったら、これまた、カワイイ女の子がうじゃうじゃおる。
髪の毛すっきりさせて、ニッと笑えば、多分モテモテやし~。ファイティング!!」
と、かなりふざけたメールを送ってみた。
そしたら、「ふざけんなぁ~。」の、たった7文字の返事とオマケで
怒り顔の絵文字が動いていた。
それ見た瞬間、長男はちゃんと前に進める子だと確信しました。
今の世の中の男子、失恋するとすぐに心が折れて大変なことになるでしょ。
だから、やっぱり息子たちにはたくさん恋愛して、たくさん失恋して、
よい男になって欲しいのです。
そして、絶対にオンナをふるような男にはなってほしくない。
せめて、上手にふられるぐらいの気遣いを備えた男子になってほしい。
オンナが恋をして、恋愛の痛みを知って、大人になるように、
オトコも色んな女性と出会って、成長してほしいもの。
そして、最終的には自分にぴったりの素敵な女性をGETしてほしい。
夜中の3時半に帰宅した息子は、いつの間にか、爆睡してた。
本当に失恋BOYなのか???
割りきりが早いというか、脳天気というか、だけどそんな息子が
とても可愛くて愛おしかった。
別れたことを聞いた瞬間に不覚にも笑ってしまったのは、
男の子をもつお母さんなら、少し理解していただけるかもしれません。
だけど、声を出しちゃダメです。
笑いはかみ殺すべきです。
ここ数日間、長男の顔を見るたびに、
「調子はいかが?」と質問するんだけど、
「いいわけないやろ。わかってて聞くな~。」といいながら、
部屋に入ります。
少ししたら、自分の部屋で大きな声で歌をうたっている長男は
やはりわたしの血を受け継いだ恋愛B級選手だと思いました。
どうかみなさま、長男の次の出会いを心から、応援してやってくださいませ。