2011 J League Div.1 第16節


G大阪 2 - 1 横浜FM



最後はもうヨレヨレの状態で何とか逃げ切りました。

あと5分あったらやばかった。


それにしても、もうカウンターやってくださいよ、と言わんばかりの広大なスペースがありながら、クリアボールをほとんど拾われ、せっかく遠藤あたりがつないでもFWのキープ力が低いため、カウンターらしいカウンターは平井がどフリーをはずした場面ぐらいでした。


アドリアーノがいないと・・・・というか、ブラジル人FWがいないとこんなにも恐さがなくなるチームなのね、ガンバって・・・。


このショッキングな状況を何とか打破しようと一番走っていたのが遠藤。プレスに行く際のダッシュのスピードは、「俺たちでやるんだ!」というメッセージを若手に伝えようというオーラが出ていたようでした。


まあとにかく、ヨレヨレながらも勝ちました。そして次は絶好調の柏とアウェーで戦います。勢いからすると厳しいけれど、西野監督としては一番負けたくない相手でしょう。もう一人、柏に一番勝ちたいと思っているはずの明神が肉離れの疑いで離脱したのはものすごく痛いけど、今日は全然だめだった武井の奮起に期待します。宇佐美、やる気ないならもうドイツにでもどこにでも行って下さい。




採点です。(SA・・・言うことなし! A・・・よかったです B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・ひどいです  E・・・J1レベルではありません)


藤ヶ谷 : SA (一時は自信なさそうにプレーしてましたが、今日は当たっていました。ありがとう!)

加地 : B (クロスの質は悪かったが、守備面でチームに安定をもたらす。)

中澤 : B (有名な中澤に負けず劣らず。体を張った守備を見せました。)

山口 : A (今シーズン一番の出来。完璧なヘディングシュートに粘り強い守備を見せました。)

下平 : B (急な復帰の割にはよくやっていた。キックがきちんとあたらない場面も見られたが、韓国人に比べれば安心して見られる。)

明神 : B (負傷退場は非常に痛い。彼がいなくなって、こぼれダマをまったく繋げなくなってしまった。)

武井 :  (パスミスが多すぎ、たびたびチームを大ピンチに陥れた。)

遠藤 : SA MOM。完璧なFKとCKで1得点1アシスト。誰よりも走り誰よりも落ち着いて誰よりも今のチーム状況でやるべきことを知っていた。)

二川 : A (マジックのようなトラップが復活しつつある。技術の高さを披露した。)

宇佐美 : C (惜しいシュートも放つが、五分のボールに対し淡白すぎる。)

平井 : C (前半戦はほぼ消えていた。後半、決めるべきところで決められず。ボールも納まらなかった。)


横谷 : B (チームに変化をもたらすことは出来なかったが今後に期待。)

川西 : C (急ぎすぎ。リズムがチームメートとシンクロしていない場面が多い。その「違い」をプラスに出して欲しい。ガンバのFWにない強さ、泥臭さを。)

キム :  (時間稼ぎもできず。味方をピンチに陥れるプレーを連発。)


西野監督 : B (ワンパターンの佐々木ではなく横谷を入れたという変化に対してプラス評価です。消極的という言い方も出来るが。)


安田の解説 : C (ブログは上手いがサッカー解説はゆうみパパのブログなみ・・・)


万博の芝 : SA (あれだけの雨でボールが普通に走ります。グランドキーパーにもSAです。)




さて、明日はオリンピック予選、いわゆる「絶対に負けられない試合」です。

今回のロンドン世代、秘かに期待しています。