「激流」 柴田よしき


愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・
(紹介文より)

京都。修学旅行でグループ行動をしている、東京から来た七名の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒、小野寺冬葉が失踪し、消息を絶った―。 

二十年後。三十五歳となり、それぞれの毎日を懸命に生きるグループのメンバーに、過去の亡霊が甦る。

「わたしを憶えていますか?」

突然、送られてきた冬葉からのメール。運命に導かれて再会した同級生たち。彼らに次々と降りかかる不可解な事件。冬葉は生きているのか?そして、彼女の送るメッセージの意味とは…?「今」を生きるすべての人に贈る、渾身のサスペンスミステリー。




長編です。

でもそれを感じさせない、ぐいぐい引き込む面白さがあります。興奮しながら読み進めました。

それだけに、度肝を抜くエンディングを期待しましたが・・・・。


★★★★☆(星4つ)