いよいよグアムキャンプに突入。アジアカップの興奮、長友のインテルデビューと、今年はサポにとってオフがない感じで非常にありがたいです。選手は大変だろうけど。
キャンプレポートを読む限り、アドリアーノもコンディションよさそうで、それだけでも昨シーズンに比べればかなりプラスです。昨年の今頃は曙がガンバにいましたから。
キムは柏とのトレーニングマッチでは、4-2-3-1の2列目ウイングで使われたもよう。アドリアーノはそこそこ結果を出すでしょうから、今シーズンのポイントはこのキム選手にあるような気がします。
さて、AOQLOPEOPLE主催企画「ガンバ系ブロガーが選ぶ2010年ガンバ大阪ベストマッチ」です。管理人さん、よろしくお願いします。
昨シーズン冒頭、すべての試合の採点をする!と意気込みましたが、記録的猛暑の中、J14節から22節は、パソコンの前に座る気がせず記録なし。選手はがんばっているのにサポがこれじゃあだめですね。
採点した試合ごと、出場選手の平均点を算出して、ベスト3を出してみました。ほぼ、印象という点でも一致していました。
まず3位!
J1 26節 G大阪 5-1 大宮
大量得点での勝利でしたが、家族みんなで現地で観戦したことが非常に印象に残っています。宇佐美の日本人離れした振りの速い左足シュートも素晴らしかったですね。
続いて2位!!
J1 最終節 G大阪 3-0 清水
ルーカスにとってもリーグ戦最終戦でした。そこでしっかり先取点。武井も初ゴール。佐々木もキレキレのドリブルからダメ押し。アウェーで完勝。まさかこの3週間後、同じ相手に完敗するとは思っていませんでした。
そして第1位は!!!
ACL グループリーグ第5戦 G大阪 2-1 水原三星
当時のブログから抜粋してみました。
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ガンバの未来は明るい!そう思わせる劇的勝利でした。
未来って言ってるのは、2~3年先という意味もあるけど、今シーズンもそう。結果的に若手を抜擢せざるを得ない状況になっただけやんというところもあるが、このわくわく感が嬉しいじゃないですか!そう、この雰囲気は、イナ・ツネ・小島らのガンバボーイズ(当時の早野監督命名)達が勝ったり負けたりのイケイケサッカーをやっていた頃に似てる。
磐田戦の惨敗。大宮戦での快勝はしたけど主力のリタイア。選手達はかなり危機感を高めていたようです。まだ本調子ではないのは明らかだけど、勝利への執念みたいなものが感じられました。
結果がドローでも今シーズンのベストゲームだと思いましたが、まさかあんな結末が待っていたとは・・・!
地元大阪で韓国のシロモノ家電ライバルメーカーとの代理戦争。パナソニック幹部はかなり気分が良かったのでは?何せ本業では大きく差をつけられてるし。(まあ、見てないだろうなあ。)
さて、試合を振り返ります。
スタメンは以下の通り。
宇佐美 大塚
二川
安田 武井 明神 加地
高木 山口 中澤
藤ヶ谷
禁断の3バック。3-5-2、というより、5-3-2。
若いツートップに二川がからむ3人で攻撃し、両翼は守備ありき。中盤底には、ゲームメークは得意としない武闘派の2人。
まさか3バックで来るとは思わなかったです。先日の磐田にボコボコにされたばかりだし。まあこれは3バックというより5バックで、守備ありきのボランチ2人を含み、7人で守って3人で攻める形。
山口のスタメンも驚きました。大宮戦のパフォーマンスは最悪だったし怪我の情報もあったから。僕の予想では、安田・高木・中澤・加地の4バック、CFにゼ。(ベンチにも入っていませんでした。)
二川。10番の誇りとプレゼンスを示しました。ものすごい存在感でした。格の違いを見せ付けました。勝因はフタの存在。そう言っても過言ではない。若い大塚、宇佐美の最高のお手本。
大塚OUT佐々木IN。
宇佐美 佐々木
二川
安田 武井 明神 加地
高木 山口 中澤
藤ヶ谷
こりゃあいわゆるゼロトップ!? 昨シーズンのUEFA CL決勝でバルセロナが見せた布陣、メッシをCFにおいたパターンのパクリ??いやいや、もう選手がおりまへん。
採点です。
二川 : SA+ (一人格の違いを見せ付けました。同点ゴールだけでなく、決勝点も二川のパスから。佐々木にパスを出す前の自分がパスを受けるときの何気ない、けれども一発でマークをはずすトラップが素晴らしい!試合終了後の厳しい顔つきが非常に印象的でした。)
宇佐美 : SA (1ゴール1アシスト。文句なし・・・と言いたいところですが、後半残り15分ぐらいは完全にバテてましたね。しかし最後の最後、ゴール前でダッシュした力の入れ方は、まさにインザーギ!消えたと思わせて大事なところでは手を抜かず。17歳で老獪なプレーぶり。いいことなのかどうか・・・。しかしサヨナラゴールを決め、すべてのガンバサポを大声で叫ばせたのでSAです。)
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遠藤もルーカスも橋本もいなかったんですねえ。
結局大塚は橋本を押しのけることはできませんでした。西野監督のベテラン偏愛もありますが、橋本もしっかり結果を出したもんね。
宇佐美と二川の共存。昨シーズンは、宇佐美が二川のポジションを奪ったという構図でしたが、国内屈指の天才コンビをもっと見たい気がします。
ということで、2010年のベストゲームは、若い力で劇的勝利をあげた、ホームでの水原戦に決定です!!