AFC Asian Cup 2011
日本代表 3 - 2 カタール代表
香川(本田・岡崎)
香川(本田・岡崎)
伊野波(香川)
なぜ、そこにいる!? 伊野波!!
一人少ない状態でそんなに攻めあがっていいの??という感じでしたが、日本代表、劇的な試合で開催国・カタールを撃破しました。
アジアの戦いは毎回こんな感じですね。ジーコのときのアジアカップも劇的な試合を続けてチーム力がメンタル面も含めて向上していきましたが、今回もそんな予感がします。
試合を少し振り返ります。
スタメンは、CF前田、2列目に左から香川、本田、岡崎、ボランチに遠藤、長谷部、DFは左から長友、今野、吉田、伊野波、GK川嶋。
開始早々は少し受けてしまいましたが徐々にペースを握っていったように見えました。しかしカタールのカウンター一閃!吉田も川島も甘かったと思いますが、ウルグアイ人のCFらしいプレーを褒めるべきでしょう。
この日は本田が上下に動きその開いたスペースに香川が切り込む動きがさらにスムーズになっていたように見えました。また、岡崎の斜めに走って裏を取る動きが秀逸で、全体としてダイナミズムをもたらしていました。ヨルダン戦、シリア戦の2列目スタメンは、香川、本田、松井。3人とも技術に自信があるので、どうしても足元でボールを受けたがる。香川はスピードに乗ったランニングでパスを受けることができるけれども、基本的にドリブラー。その点、岡崎はワンタッチで勝負を決めるために裏を取ることがうまい。日本の1点目も岡崎の裏をとる動きを本田が見逃しませんでした。1-1。
吉田の退場と2失点目。あれはわざとではないと思うけどアウェーではありえる笛。宮本の抗議を受け入れてPKのゴールを変えてくれた審判。周りの雰囲気に呑まれやすいのかもしれない。
しかし川島は、ゴールの中で守ったらあかんわなあ・・・。ブラジル人に決められて1-2。
この日は、遠藤・本田・香川の距離感もよかったと思う。2点目は本田のスルーパスから。岡崎が邪魔しなければもっと美しい得点になっていたかもしれないけど、香川が落ち着いてフィニッシュ。2-2。
決勝点。香川へのタックルはPKだったと思うけど、わざとかどうかは定かではないが、審判流して、伊野波がこぼれをごっつあんゴール!
ザッケローニの喜び方も半端なかったですね。
全体としてキャラのかぶらない、いいチームになってきたように思います。その中でも、遠藤の長短緩急織り交ぜたパスがゲームを作っています。素晴らしい!!・・・・けど、ガンバサポとしては、Jリーグがちょっと心配です。