2010 J-League Div.1 第10節


G大阪 4 - 4 川崎




GWを締めくくる(まだ真っ只中といううらやましい人もいるかもしれませんが)に相応しい試合を期待したこっちがアホでした。


ガンバらしいっちゃらしい試合。打ち合いで、2点差つけても安心できなくて、そんで予想通り同点に追いつかれ、後半38分で突き放しても、たぶんガンバサポほとんどに人が予想したんじゃないかと思われるドロー。まあ負けなくてよかったよ、まったく。


しかし、ホームでこんな試合しちゃいけませんな。

前節の鹿島では2失点だったけど粘り強いディフェンスだった。しかし今日はまあいわゆるザルです、網目のかなり大きい・・・。

シュート数も20本以上打たれたのでは?藤ヶ谷が2点は阻止してくれたけど、まあひどいですね。前半は相手を振り向かせないアグレッシブな守備でしたが、後半はもうどうしていいのかわかりませんという状態。ずるずる下がって相手に全部拾われて一方的に攻められました。でもね、後半3-1でリードしていたんですよ、まったく。

トップの星原と山口までの距離があんなに開いたらだめです。二川も危険なスペースに入っていけません。攻撃はすべて単発で、運動量がぐんと下がったため2次攻撃はまったくできませんでした。


ロスタイムで勝ちを逃す試合。もう何度見てきたことか・・・。まったく学習しないガンバの文化。


明日からリフレッシュして気分よく出勤したかったのですが、このドローは引きずりそうです、はあ・・・。





採点です。

(SA・・・素晴らしい!! A・・・よくできました  B・・・ふつうです  C・・・もう少しがんばりましょう  D・・・もっと努力が必要です  E・・・目を覆いたくなるプレーでした)


藤ヶ谷 : C (スーパーセーブもあったけど、ホームで4失点じゃあ責任が無いってわけにはいかない。)

山口 : E (スピードがないためカバーリングにならず。)

中澤 : D (前半はいい守備をしていたが後半はチンチンに崩される。)

高木 : D (前半はまあまあ。後半だけだったらもうEです。失点の原因をつくった。)

※とにかく後半の守備はひどい。特にゴール前でこぼれダマに対して棒立ちだし、1対1は全部負けるし、今日の川崎のように空中戦をまったく選択せず、足元の速いパスと1対1のドリブル勝負のチームに対してはもうなすすべなし。補強+菅沼で総とっかえすべき。

安田 : E (加地ではなくなぜ安田が残ったのか・・・?前半は確かに勢いよかったけど、最初の失点は安田が置いていかれたのが原因。後半は1対1でまったく勝てなかったし。ロスタイムで寝てるな!アホ!!)

加地 : B (交代はなぜ?今日のガンバでは数少ない1対1の勝負で負けていなかったのに。)

明神 : C (ミドルは寺田に感謝。混乱したDF陣を主将としてまとめきれず。)

遠藤 : C (宇佐美へのピンポイントクロスは素晴らしい。パスミスもほとんど無かったが、後半は運動量が激減した。)

二川 : B (難しいボールを難なくトラップして前を向く技術とそのスピードはたぶん国内でナンバー1でしょう。しかし後半途中からはなかなかボールに絡めなかった。)

ルーカス : A (いつもほどの運動量は無かったが、プレーの安定度は素晴らしい。二川の得点も事実上アシストと考えて、1得点2アシスト。それでも勝てん。)

宇佐美 : B (先取点は素晴らしい飛び込みでした。しかし後半はパッタリ・・・。)


星原 : C (裏に走りこむもボールが出ず。)

佐々木 : D (なんでそこでシュートを打たん!!と、のけぞり、叫んだガンバサポは2万人はいたはず。)


西野監督 : C (山口は早めに見切りを付けるべきだった。大塚とかフレッシュな選手を入れてもっとフォアチェックを徹底すべき。佐々木を3バックの右ワイドはミスチョイスでは?)





代表の岡ちゃんが来ておりましたが、ガンバからのサプライズはなさそうですなあ。

加地を選びたいのかもしれないけど。

明神があるかもしれんけど、MFはそれでなくとも飽和状態。まあないでしょう。

藤ヶ谷の可能性は今日の4失点で消えたかな・・。