2009Jリーグ第17節(万博記念競技場)
ガンバ大阪 1 - 4 清水エスパルス
ガンバ攻略法(Jリーグ統一戦術)
① リトリートしてガンバにパスを回させるべし。ミドルシュートは打ってこない。パスを回させておけば、彼らは満足する。
② 中央はしっかり鍵をかけておけば、多少バックラインが下がっても問題ない。その分ガンバの最終ラインはどんどん高くなって裏に広大なスペースをつくってくれる。ガンバの最終ラインはスピードがないから一発で抜けることができる。
③ 交代要員はJJ、佐々木、ばんどのパターンしかない。それぞれ特徴がはっきりしているのでそれをつぶせ。
④ キーパーは下手なのでシュートはどんどん打っていけ。
こんな感じに思われてるんじゃないだろうか・・・。
それぐらい点の取られ方が同じ。相手のプレーに崩されると言うより自ら崩れていってます。
そして今日ほぼ崩壊しました。
もう負けてもあまりショックじゃありません。(少し強がっています。)
優勝候補、巨大補強でこの体たらく。
NumberWebの木崎伸也氏のコラムはイマイチ何を言いたいのかわからんかったけど、まあ普通は監督はクビなんでしょうなあ。
僕は西野監督擁護派ですが今日の采配はこれまでで一番納得できませんでした。正直、解任派側にかなり針が振れました。
納得できない今日の采配とは、明神と加地のスタメン(明神は70分、加地はフル出場)起用です。明神は肘(?)の靭帯損傷、加地は肋骨にひびが入っているんでしょう?
これが優勝のかかった最終戦とかならともかく、こんな無理をさせなければならないのでしょうか。そんなにガンバは層が薄いのでしょうか。そんなに目先の勝利が欲しいのでしょうか。リーグはまだ続くし、ガンバは続くし、明神や加地もまだまだ現役は続く。西野監督はいずれいなくなりますが。
こういうピンチの時に、若手プレーヤーが奮起し、自信をつけ、チームの一体感が盛り上がるものだと思います。明神も加地もそのポジションにおいては、Jリーグ全体を見渡してもトップ5に入るようなプレーヤーであり、そう簡単にその代わりは務められないでしょう。でもそういう試練を乗り越えないといけないと思うのですよ。
次節、遠藤が出場停止。
奮起させるために今節も起用した松代も含めてディフェンスラインも再構築が必要。高木、満を持して(?)登場か。GKはさすがに藤ヶ谷でしょう。
遠藤がつくるタメは独特なもの。同じサッカーはできない。
宇佐美や武井、倉田あたりをスタメンで使い続けてみるのもいい。西野監督の言う、ガンバのスタイルを再現できないかもしれないが、若いプレーヤーは自信がつくと、そこからの伸びが加速度的。使い続けられることで大きく伸びる。エスパルスの岡崎しかり、カターニャの森本しかり。
Jリーグ発足時からずっとガンバを応援してきた者としては、「まああの頃も勝負弱かったしなあ、わはは」と笑い飛ばすこともできます・・・・とは言えない。なぜなら、若い才能あるプレーヤーを見ることができたから。その代表的なプレーヤーがイナでしょう。ヤングガンバとか、ガンバボーイズとか、そんなフレーズがありました。最近のガンバはどちらかというと、熟練だとか、経験豊富だとか、そういうアナウンサーの紹介ばかり・・・。
スタメンを決めるのは監督。同じ監督からは同じ景色しか見えない。同じ視点に立っているから。
別の視点の導入もホント真剣に考えたほうがいいかも。手遅れ(降格)にならないうちに・・・・。
(あー、ブログ始めた頃は、まさかこんなことばかり記事にするとは思ってもなかったよ、トホホ・・・・・)