今日の雑学 | ≪B45≫

今日の雑学

 【腎臓結石の石は“石”なのか?】

 人間の体の中から排泄されるものといえば、二酸化炭素と汗、それと大きい
ものと小さいものといったところだが、中には珍品もある。

 腎臓などにたまる“石”だ。

 この腎臓結石、よく「石がたまる」などというが、これは鉱物学的に見ても
“石”なのだろうか?

 実際にはこの体内にできる石、石は石でも「生体鉱物」として、自然界でで
きる「天然鉱石」とは区別されている。

 自然界にある天然鉱物は、普通の温度や気圧でも、あるいは灼熱の中や高圧
の中でもできるが、生体鉱物は人間の体温でしか生まれない代物だからだ。

 こうして生まれる腎臓結石にも、さまざまな種類がある。たいていは「りん
灰石」で自然界にあるものと同じだが、なかにはアミノ酸の一種が固まり、自
然界には存在しないものもある。