性同一性障害作家、立教大で講義
<性同一性障害>公表の作家・虎井まさ衛さん、立教大で講義
心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)を公表し、04年に男性への性別変更が認められた作家の虎井まさ衛さん(43)が、非常勤講師として立教大学文学部の教壇に立った。
戸籍の性別変更に道を開いた「性同一性障害特例法」の施行から3年。
今年は同法の付則で規定された見直しの年に当たる。虎井さんは「現行法は子供がいる人の性別変更を認めないなどの問題点がある」と指摘し、講義を通じて改正機運の高まりも期待している。
虎井さんは、テレビドラマ「3年B組金八先生」で上戸彩さんが演じた性同一性障害に悩む少女「鶴本直」のモデルでもある。
北山晴一・同学部教授から請われ、「ジェンダー論」の前期の授業を受け持つことになった。
11日の初講義は多くの立ち見が出るほど盛況で、虎井さんはGIDのあらましや学説の変遷などについて説明。
大学卒業4日後に渡米し、性別適合手術を受けた経験も披露した。
学生の関心は高く、1年生の女子学生は「実体験の言葉には重みがある」と話した。
GIDを持つ人の団体「gid.jp」によると、04年の特例法施行後、573人が裁判所に戸籍の性別変更を認められた。
一方でGIDと診断された人は全国に5000人いるとされる。
「現に子がない」との変更条件の妥当性が今後の改正の焦点となる。
虎井さんは「性や人間の多様性とお互いを認め合うことの大切さを訴え、より良い法のあり方を模索したい」と話している。
(毎日新聞)
心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)を公表し、04年に男性への性別変更が認められた作家の虎井まさ衛さん(43)が、非常勤講師として立教大学文学部の教壇に立った。
戸籍の性別変更に道を開いた「性同一性障害特例法」の施行から3年。
今年は同法の付則で規定された見直しの年に当たる。虎井さんは「現行法は子供がいる人の性別変更を認めないなどの問題点がある」と指摘し、講義を通じて改正機運の高まりも期待している。
虎井さんは、テレビドラマ「3年B組金八先生」で上戸彩さんが演じた性同一性障害に悩む少女「鶴本直」のモデルでもある。
北山晴一・同学部教授から請われ、「ジェンダー論」の前期の授業を受け持つことになった。
11日の初講義は多くの立ち見が出るほど盛況で、虎井さんはGIDのあらましや学説の変遷などについて説明。
大学卒業4日後に渡米し、性別適合手術を受けた経験も披露した。
学生の関心は高く、1年生の女子学生は「実体験の言葉には重みがある」と話した。
GIDを持つ人の団体「gid.jp」によると、04年の特例法施行後、573人が裁判所に戸籍の性別変更を認められた。
一方でGIDと診断された人は全国に5000人いるとされる。
「現に子がない」との変更条件の妥当性が今後の改正の焦点となる。
虎井さんは「性や人間の多様性とお互いを認め合うことの大切さを訴え、より良い法のあり方を模索したい」と話している。
(毎日新聞)