地中海の底に巨大塩水湖
干上がった時期の名残-白鳳丸で調査・東大海洋研など
地中海のギリシャ沖の深海底で、巨大な「塩水湖」を発見したと、東大海洋研究所が11日発表した。地中海は600万~500万年前にほぼ干上がり、大部分が塩の砂漠になったことがあり、当時できた岩塩層の塩分が溶け出し、海底のくぼみにたまっていると考えられる。塩分濃度は最大で32.8%と、死海の約25%を上回り、通常の海水(約3.5%)の10倍近いという。
地中海に「塩水湖」があることは、2000年ごろに音波探査で判明。東大海洋研と海洋研究開発機構、ギリシャ中央海洋研 究所の研究チームは今年1月末から2月上旬にかけ、調査船「白鳳丸」(約4、000トン)で、クレタ島南西沖約100キロの深海底を調査した。
その結果、垂直方向は水深約2900メートルから海底の同約3000メートルまで、水平方向は長さ約80キロ、幅約1キロの帯状に巨大「塩水湖」が存在することを発見。深海作業ロボットのテレビカメラで湖面を撮影したほか、湖の縁の底から直径15センチ、長さ4メートルの柱状の試料を採取した。今月下旬から高知大海洋コア総合研究センターで分析する。
(時事通信社)
地中海のギリシャ沖の深海底で、巨大な「塩水湖」を発見したと、東大海洋研究所が11日発表した。地中海は600万~500万年前にほぼ干上がり、大部分が塩の砂漠になったことがあり、当時できた岩塩層の塩分が溶け出し、海底のくぼみにたまっていると考えられる。塩分濃度は最大で32.8%と、死海の約25%を上回り、通常の海水(約3.5%)の10倍近いという。
地中海に「塩水湖」があることは、2000年ごろに音波探査で判明。東大海洋研と海洋研究開発機構、ギリシャ中央海洋研 究所の研究チームは今年1月末から2月上旬にかけ、調査船「白鳳丸」(約4、000トン)で、クレタ島南西沖約100キロの深海底を調査した。
その結果、垂直方向は水深約2900メートルから海底の同約3000メートルまで、水平方向は長さ約80キロ、幅約1キロの帯状に巨大「塩水湖」が存在することを発見。深海作業ロボットのテレビカメラで湖面を撮影したほか、湖の縁の底から直径15センチ、長さ4メートルの柱状の試料を採取した。今月下旬から高知大海洋コア総合研究センターで分析する。
(時事通信社)