2022年の初夏、


彼女はダイエットも兼ねて、平日の買い出しを自転車で行くのをやめて、お散歩がてら歩いて行くようになりました。


家から片道2キロ位なら、帰りに荷物が多少重くなっても意外と力持ちだった彼女、

大変な思いをすることもなく帰ってきていました。


水分を普通の人よりかなり多く摂っていた彼女、


汗をかいて帰ってきて、飲み物を沢山飲んで…😅


「水太りなのか、痩せなーい(笑)。」

と、笑って言っていました…。


歩くことに慣れてきて、少し遠出をしてみよう!と思った彼女は、、


片道4キロのショッピングモール内にあるスーパーへ…。


ウォーキングならばいいけれど、、

お気に入りの日傘をさして、普通のスニーカーでふらっとでかけ…


途中、結構な長さの橋の登り降りがあり…


帰りはお買い物した荷物…


買い物を終えた時点で嫌になり、


「あなたの仕事が終わるまでショッピングモールでお茶して待っていて、迎えにきて貰おうかと考えた…

だけど、頑張って帰ってきたよ!

途中、喉が渇いてお使い用のお財布のお金でドリンク買って飲んだけど、、褒めて(笑)!」


疲れたぁ〜と言いながら、笑っていた彼女。


遠出のお使いは禁止にしました(笑)。

(禁止にしなくても、もう行かないよ〜と言っていましたが。)


彼女のお姉様に痩せるように、、

ダイエットするように、強く言ってくれていれば…

と言われたけれど、、


彼女なりに自ら、実践していました…。

食事は変わらず、モリモリ食べていましたが、、お菓子も以前より、ゼロにはしなかったですが、すこーし控えていたと思います。



卵巣がんが破裂して救急で運ばれ手術を受けた時、腸閉塞にもなっていて、腸壁が脆くなっていて一応縫合しましたが、縫合した部分から切れて開いてしまうかも、、再度の縫合は難しい…と言われ…


ストーマも考えましたが、脂肪が厚すぎて、つけることができません…腸閉塞の状態が酷く、唯一、ギリギリ付けられそうな厚みの場所があるけれど、切った腸が届かないので、今の状態ではストーマは不可能です…


腸が少しずつでも自ら動くようになれば、、難しいですが、可能性はゼロではないので…

もし、動けば、次の治療に進んで、、抗がん剤治療に進むことも可能なので…


ステージⅢCの5年生存率やその他色々と調べたりしました…


頑張ってる皆の仲間に入る!

完治しないとしてもあなたとずっと居たいから頑張れる!

出来る限り、長生きしてみせるよ!

なんなら、完治しちゃうかもよ…(笑)


そんなことを言っていた彼女…。

2人とも…病気に立ち向かう…立ち向かうのは彼女だけれど…

闘う気満々でした。


わたしがもっと前からダイエット…健康体重を目指して、気を配っていたら、、


ストーマをつけることができて、抗がん剤治療にすすめたんだ…


今もそう考えて、、

自分が本当に嫌になります…


プクプクで可愛いね、

なんて言っていた自分が許せない…


太っていることの健康被害…


まさか、こんな形で被害にあうなんて2人とも考えてもいませんでした。



なんで彼女だったんだろう…


代われるならば代わりたかった…


神様、、

連れて行く人間違えていませんか?…


急に逝ってしまった本人が1番辛いだろうけれど…


遺された方も、心臓をぎゅっと潰される位、

辛い毎日を送っている方が多いのではないでしょうか…


いっそ、潰れてしまえば、、

彼女の傍にいけるのに…


今も傍にいてくれてるのかな…


体調を崩してから食べることがきちんとできなかったぶんも…お供えのお菓子やご飯、食べてね。


ぷくぷくなあなたで待っていてね…