明日12日は彼女の月命日。


お花とお菓子を買いに行ってきました。


明日は母の日。

お花屋さんはカーネーションのお花畑のようでした。

他のお花は仕入れなし、SNSで11.12日は花束の依頼を承ることが出来ないので、店頭のブーケからお選びいただくよう、お願いいたします、とありました。

1年で1番忙しい日ですよね、きっと。


去年の5月の月命日、彼女の初めての月命日、、

お花屋さんはカーネーション一色だったなぁ、と思い出しました。


お店に入ると店員さんがすぐに気付いてくれました。

『すみません、カーネーションしかないんです。あと、花束も今日は…』


『SNSで拝見しました。店頭のブーケから選んでいいんですよね?』


『あ、でもカーネーションのみになってしまいますけれど、それでもよろしければ、お選びしてお花まとめますよ。母の日じゃないから赤以外でまとめましょうか。』


忙しい中、見繕っていただき、月命日なのも覚えていてくださって、こちらから何も言わなくてもフラワーベース用と花立用をいつもお願いする料金で作っていただけました。

『すみません、次回のご来店時はきちんとした花束、お作りさせてください。』


本来は断っているはずの中、店員さんの優しさが心に沁みました。





お菓子は初夏へむけてなのか、レモン風味や枝豆、そら豆風味の新商品が沢山並んでいました。

新商品が大好きな我が家(特にわたしですが😅)、彼女が好きそうなものを選びました。


レモン味多め…
色々入れてよ…と彼女がぼやいていそうです(笑)。

30歳位まで、、
母親に保険金を黙って借り入れされ、『やってやろうと思って借り入れした。だから、通知書もわざと隠して置いたんだよ。』
と、言われ、、
父親にその話をした時の父親の反応、、

それまでも本当に…色々あったけれど、、
家族だから、という思いは捨てずになんとか持っていて、
両親の誕生日、母の日、父の日などのイベントごとにプレゼントを贈っていたけれど、この件を最後に、
『もう家族は要らない、自分の家族は彼女だけ。彼女が居れば!』
そう思って過ごしてきたので、母の日はわたしには無縁のイベントです。

でも、、
彼女はだいぶ歳下ですが、
時に姉のように、母のように、わたしの好き嫌いを少しずつなくすよう、工夫してご飯を作ってくれたり、、食べなさい!と強めに言ってくれたり…😅、

お裁縫が得意なので、破れた洋服を見た目わからない位、きれいに直してくれたり、、

怪我が多いわたしに毎日、
気を付けてね、頑張りすぎないこと!と気を配ってくれたり、、

頑張ったことを毎日、褒めてくれたり、労ってくれたり…

ある意味、カーネーションを贈るのに相応しい相手なのかもしれません。

彼女がいなくなって2度目の5月、

去年の5月と何一つ変わっていません。

部屋の中も、、

彼女がいないことを受け入れられない気持ちも、、

毎日泣いてしまうことも、、

彼女への想いも、、

辛くて苦しい気持ちが増えていくばかりです…。