今年も終わりに近づいて来ましたが、今年の雰囲気を私なりに見て、お話しさせていただこうと思います。



今年の特色が出始めてるなぁとも感じてるので、なにかの参考になれればと思いますので良かったらお付き合いください。



さて、九星術では年月日それぞれに星の運行があり

年星は九から一への逆行
月星も逆行
日星は
5月から11月までが逆行(隠遁)
11月から5月までが順行(陽遁)

となります。


運勢への影響力は

年> 月> 日となり

特に年と月を重視します。

これに五行論の相性を当て嵌めて吉凶を導き出すのですが、上半期は…



2月の月星が八白土星
3月が七赤金星
4月が六白金星
5月が五黄土星

となっており、年星の

【四緑木星】に対して…

2月:木克土で殺気(厳重注意)
3月: 金克木で死気(要注意)
4月: 金克木で死気(要注意)
5月 : 木克土で殺気 (厳重注意)

と、年星に対して月星の相性が悪い月がいきなり4ヶ月連続しています。
これは個々の運勢ではなく、全体的な流れの事です

ので、6月になるまでは世情に

「運気の弱含み」

がありますので注意が必要ということになります。
こういったケースは滅多に有りませんので、(年星が木星の時だけ)今年は初夏まではどうかお気を緩めること無く御過ごしください。

特に今月(2月)と5月は星の相性としては最悪の殺気ですので大変だった方も多かったのではないでしょうか?


今年にはいって相談者様の傾向を見ていて、不調の原因を調べてみた所この事実に行き当たりました。

ただ、これも周りの環境や付き合う人物の運気で守られている方などは、事象の顕在化に大小あると思われますので、過敏に気にされ過ぎるのは良くないです。
私的な対処法も載せておきますのでご参照いただければ幸いです。


今年2023年の中宮星は 「四緑木星」。
四緑木星は巽宮に座する 「風」の星です。

この星(宮)の象意としては風の他に交通、通信、大樹、長い物、服飾系の商売等があります。

総じて「動き」 の有る年になりますが、 風ゆえに制御は難しく流動的な面があり、 舵取りの難しい年でもあります。

更に申しますと

来年の中宮星も木星である「三碧
木星」でこちらも動きを伴う星となりますので、誠に残念ながら、 現在起きている種々の混乱(悪疫・紛争)が平鎮するのは再来年を待たねばならないか
と思います。

今年の着眼は「軽さ」です。
腰を重くすること無く、よい意味で軽さを持ち、柔軟に対処することがが吉です。
また、アンテナを広く張り、 情報収集に努めてください。

昨年の「一旦停止」 を終え、 今年は再始動の年になります。
感度を高め、柔軟性をもち、 視野を広くする事を心がけてください。


6月迄は 「風を待つ」

6月以降は「風を読み、 風に乗る」

下半期を見てみると、政府の混乱は常軌を逸し、情報の波は堪えず押し引きしておりました。

その代わり、新しい制度やシステムを取り入れ動き出しているととたんに急成長を遂げています。


個人的需要が高まり、流行り病が沈静化してもなおパーソナル空間を意識した業態や娯楽などが前年以上に延びています。

団体行動がまた増えるかと思われましたが、他人に流されず、今までの常識の範疇外な行動や思考、それにともなう情報の細かい精査が必要な時期となっていましたね。


最後に、御自身の本命星が四緑木星の方は今年中宮年となり、所謂「八方塞がり」なのですが、 風は隙間が有れば入り込めますので、 今年は





「小さな変化や兆候を見逃さない」

姿勢で御過ごしください。開運
に繋がります。

更に、 木星と相性の良い

「一白水星」

「九紫火星」

を本命星に持つ方と交流を持たれると佳いでしょう。
この二星は「同じ行の星が他にない独
立星」ですので、 強い気を持ち、 力になってくれます。
また、人でなくともこの二星に通ずる食品や場所、趣味や行動をするのも佳いでしょう。


世界的な心配事は尽きませんが、各々の星ともに共通するのは「柔軟に」というところです。
その「柔軟さ」というものをご提案していくのが占い師なのかな?とも思いますので、これからも精進して人生のご案内が出来るように尽力いたします

では、またぁ~