何か腑に落ちない感覚が初めて出たのはヴェイパーやズームフライが一般ランナーも手に入れることができるようになった4年くらい前でしょうか?初めて履いた時には足は楽なのにグングンスピードが出て魔法のシューズかと思うレベルでしたね.メディアにも"厚底シューズ"として,大迫選手のフォアフット走法とともによく紹介されていました.
その後,トラックでの厚底シューズの使用が禁止になり,トラック界には以前のようにヴィクトリーやマトゥンボを履く選手で溢れるのかと思いきや,エアズームヴィクトリーとドラゴンフライが登場.
(発売日は変更だったようです...ごめんなさい!)
もちろん選手達の努力も大前提のタイムですが,やはり異質なスパイクでありシェア率の圧巻がそれを物語っていると感じます.私も昨年の秋頃トラックでのポイント練習や1500mのレースでエアズームを使用して自己ベストを更新しました.練習でもその恩恵は大きく300mのインターバルを45"で楽にこなせるほどでした.正直凄すぎてあのスパイクを履いていればタイムが出る気しかしません...!!
ですが問題は供給がされない点.昨日のNIKE公式さんによるアプリでのエアズーム販売では,自分が確認する限り販売から数分で主要なサイズは完売しました.これらの魔法のスパイクが手に入らないのです.
魔法のスパイクをずっと履いている状態でビクトリーやマトゥンボ,マンバを履くと魔法のなさに驚きます.出るスピードは変わりませんが脚が残らないのです.魔法無しで本番走れるのか...?これが本番だけならまだマシです.ポイント練習でも魔法の力でタイムを出したい欲求に駆られるともう沼です.(おそらくメルカリで高額転売されているものに手を出すでしょう.)
ここで問われているのは,練習において,(1)タイムを出すこと か (2)脚を鍛える ことのどちらに視点を置いているのか?ということです.脚を鍛えることがコンセプトのシューズとしては,ソーティートレーナーだったりFreeRunなんかがあります.ソーティートレーナーはもう手に入れにくいですが...
どんな靴履いてもタイムを出せる選手にならないとなあと最近よく思います.
もちろんエアズームもヴェイパーも素晴らしいシューズであることは間違いありません!!!







