どうも、こんにちは。

他人のことより自分のクライミングが大事な佐川です。

こんな私でも、一応、インストラクターをやっています。

 

人に教えるなんて、冷静に考えると恐ろしいことをやっているんですよね。

でも、サラリーマン時代もなんやかんやと教える機会が多く、けっこう長いことやっています。

う~ん、恐ろしい。

 

なにが恐ろしいって、一番は子供に教えることでしょうか。

大人なんて型にはめちゃってもいいのかもしれませんけど、子供はこちらの想像を超えていきます。

大人には「爪先でホールドに乗れ! 土踏まずで乗るな!」なんてことを言っていますが、子供にはそれすらためらいがち。

というわけで、子供たちには課題をどんどん与えるだけというのが、一貫したスタイル。

ひらめきと経験を武器に、毎日、せっせと課題を作っているわけですな。

 

先日は、子供たちがコンペに出てきたようです。

結果はともかく、しばらく登らなくなっちゃうかなあ~なんて心配していましたが、今まで以上にやる気をもって登っている姿に、おじちゃん ちょっと感激。

 

コンペって面倒くさかった記憶しかないんですけど、忘れていただけでコンペにもいいところがあるよなあ~って再認識しました。

自分の足りないところを知ったり、普段でない力が出せて「おれってこんな力があったんだ~」てわかったり。

それを糧にして、次のステージに進んでいくんですよね。

 

そう、そんなことがあった。

今からもう十数年前……。

 

というわけで、ものすごく意外なことにコンペに興味がわいてきました。

今度、うちでもやろうかな~

“あの杯”を引っ張り出して(笑)