雨3


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( 社さん、どこへ行ったんだろう・・・ )


蓮は社長と話を終えた後、社を探していた。


(いつもみたいにラブミー部に顔を出しているのかも・・・)


そう考えた蓮はラブミー部へと足をむけたのだった・・・




ラブミー部のドアの前まで来ると中から社と思しき声が聴こえてきた


( やっぱり社さん、ここに来ていたのか )



    (『 コ ン  コ ン 』)



扉をノックしてドアを開けた・・・


(・・・ッ!!!?)


『「・・・!!!!」』


一体誰が予想しただろう・・・・


そこには最上キョーコと社の姿・・・


その状況は

最上キョーコが社の頭にかぶせたタオルの端をしっかりと握り締め、お互いの顔を近づけている・・・


その距離、約20cm・・・・



( 一体・・・これはっ・・・  )


蓮は驚きと混乱を隠しきれないでいた・・・



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そのころの社といえば・・・




『(イヤーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!)』



もはや声に出ないほどの驚きだった・・・



『 ・・・れ、蓮!? 

これはだな・・・キョーコちゃんが俺にタオルをかぶせてくれただけで・・・・』


( ・・・この状況はマズイ・・・汗 )


『・・・へぇ~・・・』


(( ひぃ!!ッ))


なぜ怒らせたのか分からない最上キョーコと

なぜこんな状況になったのか不思議でたまらない社


『( 早くこの場から立ち去りたいッ!!! )』とふたりは思わずにはいられなかったのだった・・・・



「最上さん・・・」


「は、はいッ!?」


にこ~と笑ったかと思うと「ツカツカ」と足早にキョーコの元へ歩み寄った蓮・・・


(ひぃ!!似非紳士スマイル!!!な、なんで!?)


『聞きたいことがあるんだけど・・・』


(えッ?)


『聞きたいことって・・・あっ!ちょっ・・・!』


蓮はキョーコの話を聴かずに社のタオルを握ったままの手首をギュッと握りドアへ向かった・・・


『れ、蓮ッ!?』


蓮はチラッと社に目線を向け


『社さんはここで待っていてください・・・』


( うッ! )


そう言い残し蓮はキョーコの手首を握ったまま出で行くのだった・・・


(俺、蓮だけは敵に回しちゃいけない奴だと思う・・・)


社はここの中でキョーコの身の安全を願わずにはいられないのであった・・・


( 早く明日になってほしい・・・泣 )



つづく・・・