今から20年程前、自分は「大学受験」を控えた「高校3年生」でした。ちょうどその時に放映されていたドラマが『予備校ブギ』です。1年間の「浪人生活」を恋愛・友情を交えて「ドタバタ喜劇」で描いた内容で当時の自分の姿に重ね合わせたりして夢中になって見たのを覚えています。
イメージ 1

主演は「緒方直人・織田裕二・的場浩司」の3人の予備校生です。この3人は同じ「志望校(早大法)」を目指すライバルでしたが、同時に「恋愛」でもライバルでした。緒方と織田は、ヒロインの予備校講師「田中美佐子」に憧れて時に「対立」します。的場は女子大生「渡辺満里奈」を好きになりますが、満里奈はなんと…緒方と付き合うことになり友情にも「亀裂」が入ります。時に「ぶつかり合い」「涙を流しながら」「互いを励ましあい」友情を築き上げていきます。
単なる恋愛ドラマに偏ることなく「男同士のぶつかり合い」「友情・信頼」「思春期の自立」「親の権威への挑戦」・「受験での苦悩」を描いており、どことなく自分と重なる部分があったため、このドラマだけはもう一度見たい作品の一つになりました。

昔好きだったドラマのロケ地へ-『予備校ブギ』(1990)TBSテレビドラマ-

先日、レンタル店でそのDVDを見つけました。全巻を借りて視聴することに・・・。すると登場人物に強く心を惹かれたからでしょうか『予備校ブギ』のドタバタ喜劇の舞台を実際に見に行きたくなりました。さてドラマのロケ地「都電荒川線沿い」へ向かいましょう♪

「鬼子母神前駅・雑司ヶ谷駅周辺」
よく登場人物が鬼子母神表参道を歩くシーンを見かけました。以下は「ドラマのシーン」と19年後に訪れて撮影した「ロケ地」を比較しながら載せていくことにします。

DVDの画像では、右側にある「若葉寿司の緑色の雨よけ」・電信柱にある「鈴木歯科の広告」が確認できます。的場浩司と緒方直人がなにかもめているシーンですね。
イメージ 2

右側の「文房具店の赤い雨よけ」が目印にできそうです。これは酒に酔った的場を家まで送る緒方です。
イメージ 3

「緑の雨よけの店」を見つけましたが、お寿司屋さんは移転したようです。
イメージ 4

文房具店は「隆文堂」というお名前だったんですね。「鈴木歯科の広告」も見つけることができました。この鬼子母神表参道でロケが行われていたんですね。でも、年月が経過して光景も変わっちゃいましたね。
イメージ 5

お次は、3人が通っていた「早稲田ゼミナール」です。自分のやりたいことを見つけるために予備校を辞める「織田裕二が他の2人に別れを告げるシーン」です。
イメージ 6

そして去っていく織田を見送る緒方と的場の姿です。ここでは早大通りにある「文具のサンワ」が目印になりました。
イメージ 7

都電荒川線の終点早稲田駅で下車、向かう先はこの「早稲田ゼミナール」です。少子化の煽りを受け予備校も縮小化か「大学のエクステンションセンター」へ様変わりしていました。
イメージ 8

早大通りの「文具のサンワ」は今も健在ですね。親から押しつけられた大学進学を辞め、織田が自分探しの旅に出るシーンには「思春期の自立へのあがき」を感じます。携帯電話の普及で「撤去された公衆電話」や禁煙スペースや嫌煙権の拡大で「姿を消したたばこの自販機」も時代の経過ですよね。
イメージ 9

この早稲田ゼミナールは早稲田大学の隣にあり、少し歩くと早大のシンボルの「大隈講堂」が見えてきます。近くて遠いに早稲田に涙を飲んだ受験生も多かったでしょうね。
イメージ 10

次の噴水のシーンは的場浩司と渡辺満里奈がデートをした公園なのですが、この場所は目印も乏しく特定できないでいます。どなたかご存じの方がおりましたらお教えください。
イメージ 12

イメージ 13

そうそうこの「雑司ヶ谷」には数多くの著名人が眠る霊園があります。写真は文豪「夏目漱石のお墓」です。安楽椅子を型どった豪華なお墓で、威風堂々とした印象を受けました。
イメージ 11

どーでもいいこだわりでしたが、よく見ていたドラマや映画のロケ地を実際に見てみたいというのは誰でも思うことかもしれません。「そうか♪ここだったんだ!」という嬉しさを求めてわざわざ出かけてしまいました。でも、ドラマのイメージが強いので「壮大な光景」を期待しましたが、実際は「日常の何気ない景色」なんですね。ドラマや映画で見ると撮影効果や技術で「特別な空間」に見えてしまうから不思議ですね。