完全に自信を失っていました。
高校に入るのだって、目的だってなかった。
たぶん、親だって、僕への期待はすでに失せていたし
って、言うより最初っから兄ばっかりで
僕には期待をかけるだけ無駄だと思っていたに違いないんです。
まあ、僕だってそんなに期待をかけられても
プレッシャーになるだけだから楽って言えば、楽なんですけどね。
僕のあがり症は、高校に入ってからも
依然として変わりませんでした。
むしろ、本当に悪くなっていました。
自己紹介だって、ある程度考えていたんだけど
結局、自分で何言っているのかわからなっちゃう。
だいたい、最初の印象ってあるじゃないですか!
それって、あとまで引きずったりしますよね。
クラスのみんなは、それなりに、上手に自己紹介をしていたけど、
僕は、全然なんです。
どうしても、自分が一番ダメに思えちゃってそう思えば思うほど、
いつも、カーッとなってしまって、
言葉が詰まっちゃったり、震えてしまったりひどい時には、
足だってガクガク震えたり・・
本当に、本当にカッコ悪くて、自分がイヤになちゃいます。
高校に入学して、やりたいことも特にないまま
気持ちはかなり焦っていました。
