ストーマ・ソング・ライター心の日曜日♪-2.jpg
「お父さんが大変な時にごめんなさい。就職も考えたけど、就職難だし今からじゃ探すの難しいと思う。四年大学はあきらめるから、だからせめて二年だけ、短大だけ行かせて下さい。アルバイト一生懸命やるからお願いします。親不孝で本当にごめんなさい…。」

今年2月上旬、僕が検査入院している時に長女から届いたメールです。

1月、長女のセンター試験前日の癌告知。その一週間後に僕は検査入院しましたが、ちょうどその頃が進路の最終決定をしなければならない時期でした。

幸い第一志望の私立大学は合格したのですが、最初の検査の結果、[背骨と肝臓に転移の可能性があり再検査する]という説明を受けた僕は…、
○思ったより長期戦になりそうな事
○自営業なので、僕が仕事に復帰しないと、それまでの期間は無収入になりかねない事
○もしかしたら最悪の結果になる可能性もある事
…という理由から、長女の進学にゴーサインを出せずにいたのです…。
そして届いたのが上記のメールです。

きっとたくさん泣いて、たくさん悩んで、たくさん胸を痛めて出した答えだったのでしょう…。(TOT)
僕は切なくて悔しくて申し訳なくて…
自分のせいで頑張った長女の夢を潰したみたいで、涙が止まりませんでした…。

結局僕の再検査の結果は悪性ではなく癌転移ではなかったので、そのまま放射線治療~手術となり、長女は受かった四年大学の系列の短大を受験し直し合格。現在はその短大に通っています。

僕は長女の入学日を手術後のベッドの上で迎えました。
一人で上京した長女から届いた入学式の写メを見ながら、またこらえきれず泣いてしまった僕でした…。

そんな長女が昨日帰省して来ました。
少し見ない間に大人びて、学業も回転寿司店でのアルバイトも一生懸命頑張っているようです。
友達もたくさん出来て、楽しくやっているみたいでした。

久しぶりに家族全員で囲んだ昨日の夕食の味を、僕は一生忘れないでしょう。
生きていて良かった…。
また娘の笑顔に会えた…。

そんな長女の帰省した日でした。