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放射線治療は、四方から癌に向かってクロスするように放射線をあてます。
僕の場合、6センチの立方体の中心に癌を置くイメージ。と説明されました。

それぞれの方向から当てられる放射線は微量なのですが、四方から当てる事によってクロスする場所では高濃度の放射線となります。つまり簡単に言えば、癌細胞を軽く被爆させる訳です。
そして癌細胞を破壊し死滅させ、自然治癒力によって新しい良い細胞に作り変わる…。つまりは癌が小さくなって行く事になります。
それによって手術のリスクを少なくしたり、患者の負担を軽減したり、癌の同じ箇所の再発を防ぎ、痛みも軽減する働きがあるのです。

副作用は人それぞれで、癌の場所や進行度によっても違うようです。
吐き気や頭痛、めまいや動悸、粘膜がダメージを受けただれ出血したりと様々です。

まあ僕の放射線治療に対する知識はこの程度ですが、要するに一番大切なのは、癌のある場所にいかにピンポイントで正確に放射線を照射出来るか!?という事になります。

そのため、僕ら治療を受ける患者は、治療前に照射場所を特定するマーキングを行います。
体は日々こんにゃくのように形が変わるので、CTを撮り骨格と照らし合わせながら体内の癌のある場所を特定し、油性マジックで印しをつけるのです。
放射線治療は、このマーキングによって照射を行います。


放射線治療棟の待合室、学校のジャージ姿の女子高生がいました。見る気はなかったのですが、ジャージの胸元から見える白いTシャツの、そのさらに下にはうっすらとマーキングの黒い線が見えました。
そう、彼女はおそらく乳癌です…。
(>_<)

この間の少女だって、体のどこかにマーキングの線があるはずです…。

放射線治療を現在行っている患者は、僕の病院で約80名。治療待ちの患者はさらに100名近くいるそうです。
癌は男女の区別なく、赤ちゃんからお年寄りまで見境なく襲いかかる悪魔です!!
そんな憎っくき癌に、放射線は確かに対抗する大きな武器です!!
しかし地方などの病院では設備や技師が満足になく、放射線治療を受けられずにいる癌患者も多いそうです。
以前見たあるデータでは、何と30%しか満足な放射線治療を受けられていないという事です…。

この事実切な過ぎます!!
早く何とかしなければ!!
心からそう思います。