#8 私が今読んでいる洋書について | 英検出戻り道場

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英検1級2次試験に落ちた男がふたたび合格を目指すだけのブログ

明けましておめでとうございます🎍

今年もよろしくお願いします🙇


英検やり直し道場、道場主で御座います。


今回は私が今読んでいる洋書についてお話しします。


その洋書との出会いはnhkの「この声をきみに」という連続ドラマでした。


この声をきみに




竹野内豊と麻生久美子の心温まる素敵なドラマでした。


竹野内豊が演じるひねくれ者の大学教授がある日、理由もわからず妻と子供に逃げられ、ひょんな事から朗読クラブに入会し色んな人物と出会う中で、ちょっと人間的に成長していく。


みたいなストーリーだったと思います。

あっと驚く刺激性はないし、過激なシーンもない、

心に染みて安心して見られる、良いドラマです。


このドラマ中で、

アメリカの作家ポールオースターの「ナショナルストーリープロジェクト」という本の一部ストーリーが登場し、それが非常に良かった。


はい。


今回紹介する本は

・ナショナルストーリープロジェクト

(これは日本語版です)


・TRUE TALES OF AMERICAN LIFE

(こっちがオリジナルで、全部英語です。)


日本語訳と原書なので、非常に助かります。

僕は両方持ってます。








平たくいえば、短編集です。新潮文庫から出ています。


ポールオースターが書いたのではなく、リスナーの投稿を彼が編集して読みやすくしています。


彼はラジオでアメリカ全土にこう語りかけました。


あなたの物語を送ってください。

神秘的でも悲劇的でも喜劇的でも、大きな事柄でも小さな事柄でも何でも構いません。とにかく紙に書き付けたいと思うぐらいあなたが大切に思う話なら。



実際読んでみると、

やはり短編集ですので、

一つ一つのストーリーが短く、書き手も毎回違うので簡単に読み進められるし読むたびに新鮮です。


カテゴリーで分かれていて、動物、物、家族、スラップスティック、見知らぬ隣人、などなど。


アメリカが詰まった本だと思います。

普通に感動します。ありえないような信じられない偶然とか、ちょっと笑えて感動する話が沢山出てきます。悲しい話もいっぱいあって、結構な振り幅で読み手の感情を揺さぶる作品です。


オースター曰く、「誰かがこの本を最初から最後まで読んで、一度も涙を流さず一度も声を上げて笑わないという事態は想像しがたい。、」らしい。



私は「縞の万年筆」

という話がけっこう切なくて、、、。

結構心にきました。


総じて、めちゃくちゃ良い本だと思います。


ぜひ最初は新潮文庫のものでも良いので、手に取って読んでいただきたい。



気に入りさえすれば、

どうぞ洋書版もご購入ください☺️



こちらは洋書バージョン↓



↑こちらの方が安いかも




たくさんのネイティブが投稿している作品ですので、表現もコレでもかというくらい豊富です。英語学習者にとって、単語帳とかテキストブックなんか目じゃないくらい良い教材になること間違いなしです物申す



私はまだ半分くらいしか読んでないガーンくらいに凄いボリームです。


今年は絶対コレを読み切るんだ‼️

買ったの数年前ですけど笑


皆様のオススメの洋書ありましたら

コメント欄にて教えて下さい♪


ではまた次回。