日本社会のしくみ 小熊英二 | 爽快な空腹感

日本社会のしくみ 小熊英二

こんにちは。

台風19号。
かなり心配。
 
さて、読書の秋。本を読もう。
知識は社会を変える力に。
 
毎晩飲みに行く部下。
毎晩本を読む部下。
あなたはどっちに仕事を任せたいか?
 
「日本社会のしくみ」小熊英二著。
日本を支配する社会の慣習。
日本の働き方 
成立の歴史的経緯とその是非を問う。
 
マジメな本だが、
各章に要約がついて、
かなりわかりやすい。
 
経団連、この恐るべき同質集団。
メンバーが首都圏の大学卒ばかり。
起業や転職の経験ゼロ。
 
年功序列や終身雇用、生え抜き主義、
大企業システムの中にどっぷりとつかり
そこで成功した人たち。
 
この方々が
日本の社会常識を作ってる!?
 
 
30代シングルマザーのパート。
10年働いてるのに、
なんで、昨日入った高校生と同じ時給なの?
 
あなたなら、どう答える?
 
回答①
賃金は労働者の生活を支えるもの。
年齢や家庭環境を考慮すべき。
女子高生と同じ時給なのはおかしい。
 
このシングルマザーのような人が
正社員になれる社会、
年齢や家族数にみあった賃金を
得られる社会にしていくべきだ。
 
回答②
年齢や性別、人種国籍で差別せず、
同一労働同一賃金なのが原則だ。
同じ賃金なのが正しい。
 
彼女が資格や学位をとって、
より高賃金の職務に
キャリアアップできる社会にすべきだ。
 
回答③
この問題は、労使関係ではなく
児童手当など社会保障政策で解決すべきだ。
賃金については同じ仕事なら
女子高生とほぼ同じなのはやむを得ない。
 
最低賃金の切り上げや、
学位・資格・職業訓練などの取得機会は
公的に保障される社会になるべき。
 
 
戦後日本の多数派が選んだのは回答①。
 
なんらかのマイナス面を人々が
引き受けることに同意しなければ、
改革は実現しない。
 
家族にシングルマザーの問いかけを
どう考えるか聞いてみたい。