お酒と丸山健二☆
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酒は文化であるというきれいごとの
認識が固定化され、
罪悪感の割り込む余地が少ない。
世界がより良い段階に移行していかないのは、
酒の蔓延による。
酒は感情を鎮めると同時に、
正義の怒りや憤りを抑制してきた
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酒はサラリーマンの飲み物です。
他人に雇われ、こき使われ、
対人関係のうんざりする泥沼に投げ込まれ、
人生の鍵を握られてしまった人々にとっては、
それはまさしく命の水なのです。
でも本物の自由を生き、
未知なる創造の道を
どこまでも突き進もうとする者にとっては、
シアン化カリウムとなんら変わらないのです。
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ほんの少しのストレスを感じただけでも、
ついつい手が出てしまう酒の魔力は、
当人が思っている以上に、
心のみならず精神にまで悪影響を及ぼしており、
というより、
いつしか知らず人生の全体を支配されていて、
自分の意志から生まれた思考や発想という思いこみは誤りで、
実は酒の為せる業でしかない。
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自分が労働奴隷の立場を離脱する能力を
本当に具えているかを試すには、
これ以上に素晴らしい方法がないと思われる〈禁酒〉があり、
これに耐えられないようでは
いかに立派な計画を立てたところで、
挫折と失敗は目に見えており、
真の自由人になれる資格が
まったくないことをつくづく思い知るべきだ。
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面白くもなんともない、
他人から押しつけられた仕事を
長年だらだらとつづけるためには、
日増しに拡大してゆく心の穴を
ほかのことで埋めなければならず、
飲酒や、ギャンブルや、恋愛ごっこや、
その他の中毒性を秘めた趣味の
あれこれにのめりこむ
習慣性によって新しいことに
挑む精神から離れてしまう。
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しかし、酒くらいやめられなくて、
おのれの人生を大きく変えられるはずなど
絶対になく、
そんな意志力ではいかなる挑戦も挫折に
終わることが目に見えていて、
これまでとは異なる、画期的な、
この世に生まれてきた意義と甲斐を
ひしひしと感じられるような生き方を、
それなしに成功させることは無理だ。
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酒が毎日飲める時代であることを
豊かさの最後の砦と勘違いしてはいないか。
酒が切れるようなことに
さえならなければほかのことには
目をつぶってやるという、
そんな敗北的な意識が心のどこかに
張りついてはいないか。
悪や不正に向かうべき怒りの感情が
アルコールによって
麻痺させられてはいないか。
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「田舎暮らし」を考えるなら、
まず酒と煙草をやめよ
「酒は薬ではなく毒です。
酒は味方ではなく敵です。
酒は、理性と知性を麻痺させ、
健康を蝕み、
人を人でなくさせてしまう、
麻薬と同等の異常な液体です。
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アルコールが人間をだめにする。
昔の日本人の多くは
普段飲酒する機会もなく、
毎日激しい労働を厳しい自然の中で行ってきた。
お酒を工業製品化し、
日常的に飲むことが当たり前になってしまい、
地方都市や田舎の老人の顔は
しまりのないにやけた顔になってしまった
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