離見の見(りけんのけん)☆
こんにちは。
還暦オヤジが気になること。
- 通勤電車で気を使わない人
- 眉間にシワくっきりの人
- 歩きタバコ
- 運転中に窓から灰
- 運転中のクラクション
若いころは、気にもしなかったから
トシ取りました(笑)
さて、目にとまった「世阿弥のことば」。
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自分の姿を左右前後から、よくよく見なければならない。
これが「離見の見(りけんのけん)」です。
これは、「見所同見(けんじょどうけん)」とも言われます。
見所は、観客席のことなので、客席で見ている観客の目で自分をみなさい、ということです。
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ではどうやって、自分を第三者的に見ればいいのか。
世阿弥は、「目前心後(もくぜんしんご)」ということばを用いています。
「眼は前を見ていても、心は後ろにおいておけ」ということ、
すなわち、自分を客観的に、外から見る努力が必要だといっているのです。
これは、単に演劇の世界に限ったことではありません。
「後ろ姿を覚えねば、姿の俗なるところをわきまえず」
(後姿を見ていないと、その見えない後姿に卑しさがでていることに気付かない)
それではいけない、と世阿弥は言っています。
歳を重ねれば重ねるほど、地位が上に行けば行くほど、前を見ることが要求され、
自分の後姿を見ることを忘れてしまいがちですが、
自分が卑しくならないためには、自分を突き放して見ることが必要なのです。
全体の中で自分を客観的に見ることは、
いつの世でも難しく、しかし必要とされることなのです。
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還暦過ぎて、黄金の15年。
後ろ姿を見たいと思います。