MySpace と Google
本日(8月8日)付けのLos Angeles Timesに、世界最大のSNS「MySpace」に対して、Googleが検索サービスやキーワード広告リンクサービスを今後4年間提供し、Googleから売上げ分配として少なくとも9億ドルが「MySpace」に支払われる、という記事が載っていました。
「MySpace」としては米国内で1ヶ月に5000万人を超える訪問者がいながら広告収入以外の収益モデルがなかったところなので、新しい収入源にもなるこの提携は、今後「MySpace」がSNSをビジネスとして成立させるための大きな一歩になることでしょう。また従来、ユーザーが「MySpace」のサイトから離れる最大の理由はGoogle検索をするためだったというので、「MySpace」内でGoogle検索機能を持つことは「MySpace」自身のサイトとしての魅力をより高めることにもなるでしょう。
一方、Googleとしては、Google系SNSとしては先日取り上げた「Orkut」がありましたが、Yahoo!の「Yahoo! 360°」やMicrosoftの「MSN Spaces」と比べ、SNSへの取り組みが米国内ではやや見劣りする感があったため、世界最大のSNS「MySpace」と組んだのは一発逆転の大技とも感じられます。「MySpace」は2005年のGoogleの検索キーワードとしてトップだったそうです。今後、両者の関係の更なる親密化があるかもしれません。
「MySpace」や「Facebook」、「Friendster」などのSNSがブログ、メイル、写真、動画などのツールを備えてエンターテイメント性を高め、若年層の間で爆発的な広がりをみせるなか、ポータルサイトとしては圧倒的な強さをみせるGoogleもエンターテイメント性を求める若年層の取り込みは必ずしもうまくいっていなかったという話もあります。
日本でもポータルサイトがコンテンツとしてのSNSを重要視しているようです。Yahoo! Japanが「Yahoo! Days」を初めました。楽天には「楽天広場リンクス」があり、ライブドアには「Livedoorフレパ」があります。
日本最大のSNS「mixi」がどこかと提携することもあるのでしょうか。
魅力のあるSNSが注目されています。