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           ダバオ通信  ヤン爺のラストライフ・ダバオ 
              Last Life Shift In Davao Philippine 

                
            フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
                  「団塊 百年の孤独 老いの抗い」  
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お天気が 下り坂とは
言うけれど
上り坂とは 言わない
なぜなんだろう

木は空に語り
空は海に語る
海は岩に語り
岩は風に語る
風は人に語る

命をして
命たらしめている
力やエネルギー
目に見えない
存在に対して
感覚を開いていく

そし て
様々な力が
自己の中に流れ込み
繋がっていることを
感知する

それは おそらく
死に近づいている老人や
最も原初的な
生の輝きに包まれ ている
子供の中に
より純粋に 認められる

日々の身近な風景
見過ごしてしまいがち
ダバオにつながる視点

「ちゃんとしなくちゃ」と
もちろん いろいろ考えて
生活に臨むの ですが

同時に
なるだけ 決めつけずに
普通にその場の雰囲気で
暮らしを進めたいな とも
思っていた

なにが あっても
日々を ひょうひょうと
生き続けること

ちょっとや そっとじゃ
毎日を変えない

やるべきことをやり
できる範囲で
好きなことをやり
日々の日常を
変えないと いうこと

それが 心持ちや
好きなものに対しての
すごし方 かな

 



そうするためには
いまを 徳を持って

生きて いなければ
できないこと だろう

自分にとって
喜びを感じられる
ダバオの空間に住む
他の人の言葉は
関係ありません

暗い話に
心を引っ張られないで
日常を大切にする

世界に1人しかいない
自分の個性を信じ
感じること
考えることを
隅々まで尽くし
今この瞬間を生きる

ただ 素の自分を
さらけ出せばいい
自分が納得できる
そのことだけ
やれば いい

そんな生き方が
自分と他人の「個」を
尊重して価値を生む

「65点」の期待
自分に 賭ている
◇◆◇ ─────────
異国暮らし
いろいろ あったが
だいぶ 長くなった

老いて
冴えない風貌ながら
ひょうひょうとした 
酒飲み 穏やかなる
日常を送っている

別に 独り身で
強いわけじゃない
ひとりで いても
平気 というだけ

そりゃ 時に寂しい

言葉が通じないので
言葉を交わすことが
できない まま
人と仲良くできた時は
嬉しく 楽しい

頼れる人が いても
海外での生活の苦労は
想像できるように
油断大敵

数少ない
人との交わりを
笑いながら
振り返っている

ダバオの人 そこには
たとえ貧しくても
どれだけ厳しい環境に
いようとも
日常を なんとか
生き延びようとする

老いも若きも 男も女も
富めるものも
貧しき 人々も 
入り乱れて暮らす
混沌とした ダバオ

貧しい人たちは
やりたいことが
あっても
金がないから できない

材木1本にしても
買えないから
虫の食ったような
廃材を持って来て
それで 何かを作る

何とか
生活費を生み出そう
家族を養おうとする
夢は みんな持ってる
でも 現実には 叶わない

それでも 時にクスっと
笑みがこぼれ
時には 爆笑の渦に
囲まれ 暮らしている



 

女性で言えば
外見コンプレックスから
解き放たれている
受け入れらてもらえない
呪縛 ダバオには ない

ありのままの女が
生まれ持った美しさ
価値に気がついている
自分の人生を動かす
パワーを持つ

ありのままの
自分を受け入れ
信じ 愛している
その女の強さ とても
かなうもんじゃない

男が
「勝手に作って
   ダメになった社会」を
きちんと 立て直して
ゆくのは 女だろう

地球環境を大切にしろよ
人間さえ いなけりゃ
こんないい星は ない
そして もっと もっと
女を大事にしろよ

 



いろんな生き方が
垣間見える 
ダバオの街で
自分の老後は
女との実験生活

フィリピンに来たのに
日本と 一緒じゃん

いや 庶民全般の
生き方のレベル
日本は 引き下がって
いるんじゃ ないか

徳のある古い価値観で
あれば あるほど
実験生活が 面白い

親しい女も 自分の家の
近距離に 暮らしていて
人間同士が つながる

ちょっとしたこと
男と女が
相手のために
何かが できた

女に対して
してやることも
楽しいですし
自分のために
してくれる
なんでもない ことが
とかく うれしい

自分の存在が
ちょっとでも
引っかかってくれたんだ
そう思うと すごく安心

恋愛だけじゃ なく
友愛みたいな方が
男と女 長く続くようだ

好きというのには
いろんな種類がある

お互いのこと
好きでいて いいし
恋愛じゃなくても いい
恋愛に発展しても いい

自分には
全てに 腐り切っていた
日本の生活に比べれば
ダバオの 今が 一番
自分は 人らしく
生きられてるのかも
しれない

ダバオは 何も無い
ただ田舎の地方都市

外国生活していて
日本人来訪者は 楽しみ

日本の旅行者が
拙宅に立ち寄ることが
たまにある

親しい人なら
手料理でも
食べてもらいながら
ごく最近の
日本の話など聞くのは
楽しい ひととき

独り暮らし だから
自分の お釜では
飯は 二度 炊かなければ
間に合わないし
器も足りなくて
コーヒー茶碗に
味噌汁のお豆腐が
浮いているような
食事しか 出せない

自炊でも 自分には 
まともに
食事できてる!って
感じがしている

普通の家みたいなこと
してるなぁ……って
気持ちで 食べてる

自立して 一人で
メシが食える大人

でも みんなで一緒に
ワイワイ言いながら
料理や肉焼いて 飲んで
食う方が 楽しいよね

 

(いよいよ 本番)
◇◆◇ ─────────
神社に
男根が祀られる日本

古事記で語られる
国の始まりも性交渉

徳川幕府は
ペリーの黒船に春画を贈り
何だ こりゃ・・と
アメリカ人を 困惑させた

 



金山神社や 弓削神社
田縣神社などの
神道の聖域で
若い女性たちが
元気いっぱいに
巨大な男根の像に
またがる

男根像は
「金精様」と呼ばれ
崇敬の対象

見物に来た家族連れの
子供たちが
女性器を模した
ピンク色の飴を
舐めている

日本では 現代でも
性のシンボルが
お守りの力を持つ

肉体が
まぐわうことにより
自然全体が揺り動かされ
それが五穀豊穣
子孫繁栄につながると
されてきた

だが 性は 現代では
生殖だけに あらず

自分は 
老人中級者だが
性欲を隠さない

 

 

女にも男にも
性欲は あるし
女としての魅力や
男性としての
渋さの一端を担う

人は年齢を重ねても
性別不問の“老人”に
なるわけでは ない

 


◇◆◇ ─────────
フィリピン人の
女ざかり
何歳かな 溌剌と綺麗
男女の機微が 愉しい

 



男と女 歳に関わらず
結婚の枠にとらわれず
食事や 余暇など 時を
パートナーと 楽しむ

男は 好きな女性の
胸やお尻を触ろうとする
すごいエネルギー
女に触れる気持ちは
何よりの特効薬
会話が増え
別人のように
生き生きしてくる

ときめきは 若さを保ち
心身を 活性化させる

老年期になれば
男は 勃起不全を発症
若い頃のような性交は
できなくなる

だが 
性交も さることながら
高齢なれば 肌と肌とで
肉体の温度を 感じ合う

触れ合うことにより
愛情ホルモンが出て
安心感にも つながる

病気がちになる
命も残り少ないなど
いろんなものを失う が
老年期に だからこそ
元気につながる 
女との交わり

触れ合える女
パートナーが必要 

フィリピンで
恋が実ったり
失恋したり

 



ひとりでいるのも好き
「じゃあ 何で
   女を求めるの?」

結婚を望まない
でも だからこそ
普通に女と付き合う
うまくいくのかも
しれませんね

ただ 今日
この女 好きだから
一緒にいる で
いいんじゃ ないか

明日
好きじゃなかったら
一緒にいない関係
それを「恋人」と
呼ぶのかもしれないが
関係に名前をつければ
その本質を 見失う

記念日やプレゼント
しょうもない嫉妬
こうあるべきという
「恋人」のルールに
囚われ 不満を募らせ
関係が おわる……

もっとシンプルに
今の気持ちだけに
フォーカスしたい

誰かに
説明するときには
名前が あった方が
便利だということで
「パートナー」とか
「恋人」と言う言葉を
使うことになる

それは ただの
言葉にすぎない
本質さえあるのなら
あとはなんだって いい

この「本質」も
人によって変わってくる

自分の場合は
一緒に過ごしたいから
一緒にいる
自分なりの「本質」を
大切にしている

 



結婚しても
していなくても
幸せ・不幸せとは 
全く別の話

「自分の機嫌は
   自分で取るものよ」

自分が ご機嫌でいれば
女も 機嫌良くなる

国際結婚に憧れる
そんな人が 多い
後押ししてあげたい

そういう人は
自由がどうの とか
面倒を 言わない
自分の生活が
侵食されると
思うようなタイプは
結婚しない だろう

人間関係の
面倒な問題だってある
結婚したって
なんにも変わらないよ

結婚したら
自由がなくなる
自分の自由に敏感な人は
結婚は 難しいだろうな

街で綺麗な女性が
通りかかって
見ていただけで
『あなた 
   なにを見ているのよ!』と
女が怒る 
それは 不自由で 嫌

 


◇◆◇ ─────────
退職した男たちは
なぜ急に弱くなるのか

老いた もうこれから
人に恋することは
ないのだろうか?

男と女
それぞれの作法

こんなに沢山の男女が
ダバオに入り乱れている
恋愛だって 友愛だって
これからも ありえる

生きている限り
出会いからは
逃れられない
永遠の刹那

何の前触れもなく
突然ストンと
恋に落ちてしまう
時が来る

恋は鮮烈だ
想像を絶するほどに
一瞬の昂りで
脳が麻痺して
あとから考えると
信じられないような
行動をしたりする

一瞬だけ 全て忘れて
「あなた」と 共に
過ごしたい 触れたいと
思ってしまう

それは 本能のせいかも
しれない けれど
この先も
その本能を完全に
制御出来るとは
自分には到底思えない

 



何の前触れもなく
本当に予想もせず
たった 一言で
少しの笑顔で
突然ストンと
落ちてしまう

そんな こと
人生で あれば
誰にでも起こる
そうでは ないか

真面な判断力を
鈍らせてしまうのが
恋なのだろうけれど

多くの恋は
一時的なもので
いつかは 冷める

何歳になっても
恋に落ちてしまう

一瞬の恋の昂りだけに
惑わされず
自分の人生において
本当に大切な女が
何なのか見極める力を
持っていたいとも思う

ダバオの女の
人間というものの
可愛らしさ
誰かのために
自分の人生を
使っている


 

日々 人間は衰える
それは避けられない

特に男は
性交が できなくなったと
落ち込む人が多い

それは
どう受け止めれば
いいんですかね

なんとでも
自分で考えれば いい

 



ダバオの女が
男に活力を与える
それは 本当だ

人は純粋な まま
女と身体を重ねる

そうやって 一方では
完璧な女を求めながら
しかし 他方では
最小限のやりとりだけで
セックスできるような
性を求めている

 



でも そのどちらも
不可能だと思う
ただ 人間関係について
考える機会を 与えられ
さらに前進させるための
支えには なる

人間は
生まれてきたときから
欲の塊

より良い
豊かな暮らしをしたい
より いい女に
巡り合いたいと
欲や煩悩が 尽きない
それは 当たり前

それを 捨てたら
穏やかな日常を
送ることは
できるかも
しれないけれど
豊かな人生だとは
言えない

人間だから
欲望は 捨てられない

やらないで 無事より
未知の恋に
挑む方が 面白い

男と女にしか
わからない不思議な
SEXの関係性

 


◇◆◇ ─────────
「胸キュン」のまま
年を重ねる 男と女は
活力に満ちて
見た目も若々しい

年をとってからの性愛
これは なにも
挿入 オルガズム
射精ありきの
「激しいセックス」が
あるという意味では
ないだろう

そんな
セックスの定義を
自分たちで
決めてしまって ないか

男と女を意識した
性的接触で充分なのだ

おっぱいにキスする
太ももを撫でるだけ
性交は ないが
お風呂でじゃれ合う
全裸で抱き合う……

これら接触を通して
相手の心と体を
いたわる

日々 女の身体を
触ることで 愛着が湧き
そしてエロスの好循環が
生まれる

壇蜜を彷彿とさせる
長い黒髪
色っぽさが漂う
ダバオの女

 



おじさんたちは
骨抜きにされて
しまうようである

日本人が
「お金だけに
   頼っていること」
そのものが 不安の
正体なんでは ないか

想像してみてほしい
「隙あらば 男から
   何かせしめてやろうと
   虎視眈々と
   狙っている女」が
身近にいたら
その女と 付き合いたい
だろうか?

自分なら用心して
盛大に距離をとる
そんな女の近くにいたら
どう考えても
際限なく

何かを奪われそうだ
「良いこと」なんて
起きる気は 絶対にしない

でも
その真逆なら どうか

「隙あらば タダで
   男に 何かをしてあげる
   そうして 虎視眈々と
   狙っている女」が いたら
ちょっと面白そうじゃ
ないですかね?  

何を してあげようと
しているかは
不明だとしても
そんな女の
近くにいたら
なんだ かんだと
「良いこと」や
「面白いこと」が
起きそうでは ないか

人が人から
してもらって
間違いなく
うれしいものは
「ほめことば」と
「笑顔」だと



 

しかも これには
金が要らず 単純で
あるが ゆえに
誰でも簡単に
人様にプレゼントできる

この時を 逃さず
すかさずニッコリ返す

できれば 倍返しが 

望ましい

そして
「ありがとう」と
相手の目を見て
感じよく言い返す

わずかでも
女と接触する
機会があれば
過剰に愛想よく振る舞う

たった それだけの 
ことなんだが
これが まったく

侮れない結果を生む

いや はや
こう改めて書くと
話が うますぎて
詐欺と思われかねない

詐欺でも なんでもなく
単純に 自分の実体験
本当に あった話

ならば 人生において
これを活用しない手など
あるだろうか? 

ないでしょう!と
自分は声を
大にして言いたい

好奇心に
突き動かされるまま
流されるように
今日まで やってきた

人生成り行き
「何でも 手に入っては
   いけないし
   また入るもんじゃない」

「人生なんて
   喰って 寝て やって オシマイ」

 


◇◆◇ ─────────