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ダバオ通信 ヤン爺のラストライフ・ダバオ
Last Life Shift In Davao Philippine

フィリピン社会に戸惑う ダバオ隠居物語
「団塊 百年の孤独 老いの抗い」
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ジジイよ いい女探しに
街へ出よう
スマホの使い方が わからない
そんな事に 時間さくなよ
マスク美人に 直接 会えよ
歩け 歩け 『横道世之介』
人の 年の取り方は
その人の 気持ち次第
「70歳は 年寄りじゃない!」
だが さすがに
70歳は 体にくるな~
それが 生活に影響を与え
困ったことなんか まだ ない
大丈夫だぁ
自分は 尻のアナのシワ
1本足りない 知ってた
知ってる訳 ないでしょ
たばこも
昔から吸っている
スケベだから
毛伸びるの 早くて
ホルモンバランスが
相当高いんだろう
「でも 考えてみなされ」
何十年も
朝は新聞を 読みながら
熱い番茶を飲んで
昼は近所の蕎麦店で
ビールと天ざる
そんな習慣の隠居が
急に 娘に朝から
野菜スムージーを飲めと
強制されたり
昼ご飯には
一汁三菜そろえて
出されたりしても
何だ これって
なるでしょ?
長年の習慣を 乱したら
いかんのだよ ストレスから
体調を 崩してしまうよ
健康を気遣ってくれての
親切は 有り難いよ だがネ
習慣を 変えるのは
老いた者に 取って
その負荷が 毒になる
映画を 見ているほうが
よっぽど
元気になれるんだよ
『卒業』とか
『明日に向って撃て!』
アメリカン・ニューシネマ
いいね 今見ても ウズウズする
「やあ! しばらく 元気だった」
あんたの名前が 出てこない
「鈴木ですよ」
「そんなことは 分かってる」
(これは ウソで 忘れてる)
下のほうの 名前だ
「一郎です」
「そうだ 思い出した
鈴木一郎さん だった」
「鈴木一郎」との
これまでの 関係を
思い出すことに
時間は かからなかった
隠遁ヂヂイ
『横道世之介』は
この歴史の 瞬間に
何も関与できないが
激動前夜の 今を 伝え
記録しておくことは
無意味では ないだろう
オオカミだ オオカミが来る
みんな 気を付け て!
オオカミ老人は
未だ 死なず
ただ 吠えるのみ
ブログは
ヂヂイのガス抜きとしては
結構なもの 許されよ

◇◆◇ ─────────
居直る覚悟-- それが
どんな 薬よりも 効く
病持ち だったが
その日の 朝まで
普段通り だった
〈粗忽長屋〉を
知らんのか
小三治の落語
聞いたほうが ええ
〈粗忽長屋〉は
自分が 死んだことに
気づかず うっかり
長屋に帰ってきた 男の話
小三治さんも おそらく
自分が 死んだ ことに
気付いて いないの では
羨ましいくらいの 死に方
ここ2〜3年の間に
何件の携帯電話に
入っていた友人・知人の
電話番号を削除 したか
いずれ 自分の名も
削除されるのだと・・

◇◆◇ ─────────
日々の 無思慮の殺人頻発
日本の ニュースを 眺めて
出るわ 出るわ
アホ事件の オンパレード
欲望が こじれて
独自の進化を遂げた変態
動機と行動が ズレすぎた
理解できない 凶悪犯……
まるで フィリピン
日本人は 狂ってきた な
もし あなたが
私のことを 知っていて
あなた自身も
あなたのことを
知っていたら
あなたは 私を殺したり
しないでしょ
その意味を
かみしめている
他者よりも まず
私たちは 自分の理解から
始めるべきでは ないか
自分理解を 通して
他人を理解 できる
昭和の終わり頃
日産自動車の
入社試験の面接で
「GNPとは 何か」と
問われた学生が 大声で
「頑張れ 日産 パルサー!」
と答え 合格した

◇◆◇ ─────────
日本人は やさしい国民だ
そういう話しを 聞いてきた
そうだったな
日本人
「他人に やさしくないよ」
「貧乏」に なった…
「フィリピンが
好きって 言える?」
なんで
「アホになりたい…から」
老いた者が ここでは
自分のしたいように できる
他人が どう感じるかも
気にする必要が ない
日本では
1日100円以下の
収入しかなく
飢餓に 苦しんでいる
といった
フィリピンで 見られる
「絶対的な貧困」は ない
しかし
日本国内の水準で 比較して
大多数よりも 貧しい人を
計算した
「相対的な貧困」で 見ると
日本は「貧しい人が 多い国」
だと いうことが 分かる
日本では 特定の人が
貧困に苦しむ 傾向にある
高齢者 母子家庭の人
非正規労働者が あたる
高齢者の福祉負担も
上がり続けている
他国では 起きていない
25年間に及ぶ
日本の不景気
会社員1人当たり
21万円の給与減収
減った 給与総額は
12兆4000億円
そんな
重症で 横たわる日本
コロナに よって
とどめを 刺された
52万人
非正規労働者が
職を失った
医療や
社会保障の脆弱が
あらわになった
飲食店の
アルバイトなどで
仕事を失っても
雇用保険で
守られない人が
たくさん出てしまった
この二十数年の間に
非正規雇用が 急増した
悪い制度 では ないが
社会保障は 整備されず
雇用保険に
入れない人が 多い

◇◆◇ ─────────
今の 若い人たちは
共感しないと 買わない
お金を 払わない 使わない
ものすごく 安いお金で
いろんなものが
充足できるようになった
そんなに お金が いらない
というのが 大きな理由
映画はAmazonプライムに
入っていれば
月額500円くらいで 見られる
テレビが なくても
YouTubeに
おもしろいコンテンツがある
勉強しようと思えば
だいたいのことは
YouTubeで できるし
食べ物だって
おいしい惣菜が
コンビニで 150円で買える
お金を かけなくても
なんとか 生活が
できてしまう
困って いないなら
政治に関心を 持つ
必要も ない
日本は この30年間
経済成長して いない
GDPベースで 見ても
まったく 伸びて いない
でも 若者を見ると
意外と 平気にしている
では ないか
コンビニのお惣菜が
あんなに 安いのも
安い賃金で 働く人が いて
流通が 良くなって
大量に いいものを
作れるように なった
今の 若い人は
「これくらいの 金額で
こんなに恵まれているのが
当たり前」という 感覚
デフレの中で 育ってきた
「良いモノだけでは
稼げない 時代の新常識」
これは 提供者目線
提供者側の目線で
「安くて 良いモノを
みんなが 作れるように
なって しまったから
競争が できないし
価格勝負が
ヘトヘト競争になる」
それを
需要家目線で 考えると
若い人は 生まれた時から
たくさんのコンテンツが
無料で 使えたり
安い値段で 映画が見られたり
それが 当たり前の時代に
育って きたから
費用対効果で
考えることがない
じゃあ 何の物差しが
育ったかと 言うと
ネットに
つながって いるから
「共感や応援の感度が
育っている」
そう考えれば いい
「費用対効果マーケティング」
それは いまでは ありえません
これだけ コストが
かかっていて
これだけの価値が あるから
これだけ 払ってね
という時代は 完全に終了した
若い人 そこには
お金を 使わない 払わない
年寄りも
もう 物を買わない
内需は 膨らまない
輸出で 稼がないと
台湾に「O'right(オーライト)」
天然由来の 植物エキスを使った
シャンプーを 作っている
会社が ある
今世界中で 売り上げが
伸びているらしい
日本でも
受け入れられている
フィリピンにも
多分ある
この会社は
100% 生分解性の
ボトルを 使っている
使い終わった後の
ボトルを 土に埋めると
分解されて 養分になる
さらに ボトル内部には
植物の種が セットされ
土の中に 埋めておくと
発芽して 樹木に成長する
すごいね
こういうことを することで
応援したい 消費者の感度に
届き 響きやすくなる
人々は 共感できる物には
金を 使っている

政府は
現状の打開策として
30兆円の財政出動を
打ち出した
30兆円のうち
何に いくら使うのか
具体的な施策が
有権者には よく解らない
自分は 税金の無駄遣いを
やめる 制度改革と
次代産業を 生み出す
規制緩和の 実行だと
おもっている
政府 自らによる
将来のための投資
公共投資の拡大
国民国家に とって
重要であるにも
かかわらず 公共投資は
緊縮財政によって
抑制・削減されてきた
公共投資は
防衛・防災・公衆衛生
エネルギー・技術開発
IT・教育・子育て
多岐に わたる
日本の経済成長には
産業振興が 必要という
概念が なさすぎないか
ハイテク製品を開発して
かつ世界で売れる製品を
作るためには
実用化研究と
基礎研究を 平衡して
行う必要が ある
しかし 民間企業では
研究開発の多額の投資は
いま できない
研究開発の補助金が
必要になる
しかし 現時点を見ると
研究開発が 製品化に
結びついて いない
補助金があると
それを狙って
利益を出す指向になり
結果が 実用化に結びつかず
無駄な補助金と
なってしまっている
これを是正しないと
効果は でない
早く 次の
日本優位商品を 作らないと
日本の地盤沈下は 止まらない
危機意識で 取り組むこと
そのためにも
日本が 勝てる 産業規模の
大きな分野への 重点指向で
産業育成を 行うことが
政府に取って 重要なこと
さあ どうなりますか?
こうした 分野に
政府が 積極投資して
国内での 成長機会が
増加すれば
民間企業も
先行投資を拡大する
そうなれば
『雇用=人材への投資』
就業環境も 改善して
実質賃金も 上向き
国民の生活も 豊かになる

衆院選に向けた
政治ショーが
始まっている
幻想は 二つあった
お金が 滴り落ちてくる
という話と
誰でも 気合を入れれば
頑張れるという 話だった
まさに 幻想だった
この9年間
『1億総活躍』や
『自助』が 奨励された が
無理筋でした
総活躍も 自助も
共助や公助が あって
はじめて 成り立つもの
もう言葉遊びのような
曖昧な議論では
すまされないだろう
「1億総活躍」も
「自助」も 無理筋
先に待つていたのは
「無助」の 社会
再び「大きな政府」の時代が
来たのだろうか
では 私たちは
どういう行動を
とれば いいのか
政治には 何ができるのか
高齢化と 人口減少が
進行するからと いって
経済や知性が 壊滅的に
退行するわけでは ない
こうした
問題関心のもと
なぜか 日本人は
困っている人に
やさしくなくなった
なぜ 日本は
自分のことは
自分で どうにか
しなければ ならない国に
なっているのか
「少子高齢化に
歯止めをかける」と
口にする国会議員
地方議員は 数知れない
全国各地の議会や
行政の会議で
認識不足や誤解による
議論が 重ねられ
どんどん
トンチンカンな対策が
生み出されている
人口減少への 対策に関して
ピント外れな議論が 目立つ
典型的なのが
「労働力不足は
人工知能の応用や
移民の受け入れで解決する」
とする楽観的な 主張
目の前にある 人手不足は
機械化や移民による
穴埋めで 幾分かは
対応できるかもしれない
だが
日本の労働力人口は
今後 十数年で
1000万人近くも 減る
その すべてを
機械や外国人に
置き換えることには
とうてい無理が ある
日本の少子化は
簡単には 止まらない
このままでは
日本という国家が
成り立たなくなる
楽観論を
声高に語る人々が
日本という国が
いかに 危ない状況に
置かれているかを
知らぬわけは なかろう
見て見ぬふりをする
つもりなの だろうか?
2015年時点において
1億2700万人を数えた
日本の総人口が
40年後には
9000万人を下回り
100年も 経たぬうちに
5000万人ほどに 減る
この推計は
メディアでも 繰り返し
取り上げられているので
ご存じの方も 多いはず
こんなに急激に
人口が 減るのは
世界史において
類例が ない
われわれは
長い歴史に あって
極めて特異な時代を
生きている
人口密度が
非常に 高かった
日本列島は これから
スカスカな状態に
なっていく
「結婚するも しないも
子供を持つも 持たないも
個人の自由だ」と 語る
子供が 生まれなくなった
社会の行き着く果てに
待ちうけるのは
国家の消滅
人口ボリュームの
大きい団塊世代が
75歳以上となる
2025年頃には
大きな病気を患う人が増え
社会保障給付費が
膨張するだけで なく
医療機関や 介護施設が
足りなくなる
高齢者数が
ピークを迎える
2042年頃には
無年金・低年金の
貧しく身寄りのない
高齢者が街に 溢れかえり
生活保護受給者が 激増
国家財政が 破綻する
消費増税で 補うのだろう
人口減少に まつわる
日々の変化というのは
極めて わずか
「昨日と今日の
変化を 指摘しろ」と
言われても 答えに窮する
影響を感じにくいが ゆえ
人々を 無関心にもする
だが これこそが
この問題の 真の難しさ
ゆっくりとでは あるが
真綿で首を絞められるように
確実に 日本国民
1人ひとりの 暮らしが
蝕まれてゆく
出生数の減少も
人口の減少も
避けられないと すれば
それを 前提として
社会の作り替えをしていく
それしか ない
求められている
現実的な選択肢は
拡大路線で やってきた
従来の成功体験と訣別
戦略的に 縮むこと
日本よりも
人口規模が 小さくとも
豊かな国は
世界に いくつもある
戦略的に
縮んで いくためには
多くの痛みを伴う
改革を 迫られる
しかし この道から
もう 逃げるわけには
いかない
国家の作り替えを
成功に導くには
社会の変化を先取りし
まず もって
人口減少社会の実態を
正しく知らねば ならない
人口の将来推計
そして それに基づく
諸現象の予測は
どこぞの 未来予想
とは 異なり
極端に外れることは ない
日本最大のピンチと
言われる「2042年」
高齢者の激増期を
乗り越えるための
提言は 小さな日本
われわれが
目指すべきは
人口激減後を見据えた
コンパクトで
効率的な国への 作り替え
女子中学生の こんな言葉
「大人たちは 何かを
私たちに 隠していると
思っていた
実際 いままで
学校の先生から
本当のことを教えて
もらって いなかった!」
若い世代に
なればなるほど
人口減少問題を
「自分たちの問題」
として 捉え
強い関心を持っている
年配者の中には
「自分たちは
逃げ切り世代
だから関係ない」と
決め込んでいるが
とんでも ない
人口減少や
少子高齢問題に
無関心な人も 少なくない
だが 誰もが決して
逃げ切れないことに
気付く はず



